都内春闘 4・66%アップ〈2025年5月25日号〉
- 2025/5/27
- 労働・市民
東京都は今年の春闘結果についての中間まとめ(15日現在)を19日発表しました。既に妥結した労働組合のうち、前年妥結額と比較可能な237組合の平均妥結額は1万5598円で、平均賃金(33万4739円・40・8歳)の4・66%に相当します。同一労組の前年妥結額(1万5133円)との比較では、465円の増加(3・07%増)でした。
産業別・業種別に妥結額をみると、分析対象(5組合以上)となった20業種のうち、対前年比が最も高かったのは、「窯業・土石製品」(+42・21%)、以下「サービス業(その他)」(+41・09%)、「建設業」(+25・54%)。一方、対前年比が最も低かったのは、「道路貨物運送」(マイナス18・40%)、続いて「非鉄金属」(同13・03%)、「輸送用機械器具」(同7・13%)でした。
要求を提出した労働組合のうち、前年要求額と比較可能な309組合の平均要求額は1万8437円。同一労組の前年要求額(1万7469円)との比較では、968円増加(5・54%増)となりました。
都は毎年、都内1000労働組合を対象に春季賃上げ要求・妥結状況を調査しています。
東京民報2025年5月25日号より











