〈一分 2025年6月1日号〉東京民報では、19人の日本共産党都議団のうち、今回の都議選に挑む16人に実績や活動を語ってもらうインタビューを、1月12日号から5月18日号まで掲載してきました。…

 今週は6月1日号、暦が水無月に入り、都議選が告示される6月13日まで、10日余りに迫りました▼東京民報では、19人の日本共産党都議団のうち、今回の都議選に挑む16人に実績や活動を語ってもらうインタビューを、1月12日号から5月18日号まで掲載してきました。「都議のさまざまな活躍、都政を動かす姿がよくわかった」など、読者からも好評でした▼掲載を続けてきて実感したのが、共産党都議団が19議席に伸びたなかで、生み出してきた成果の大きさと多彩さです。大山とも子都議団長の「年齢層も職歴も様々で、だからこそ、これまで取り上げられなかったようなテーマも、都政の課題に押し上げてきた」との言葉に実感がこもっています▼連続躍進が始まる2013年の都議選まで、共産党都議団の議席は8議席まで押し込められていました。当時の役員が「文章質問などさまざまな工夫をしても、質問時間が足りず、取り上げたいテーマ、切実で取り上げないといけない分野に手が回らない」と嘆いていたのを思い出します▼米価格をはじめとした物価高騰や、トランプ関税の影響などで、生活の見通しに悲鳴が上がっています。2013年と同じく連続選挙となる都議選、参院選を、暮らしに希望をひらく選挙に。

    東京民報2025年6月1日号より

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