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手をつなぎ政治変えよう 参院選スタート20日投票 与党過半数割れが焦点に〈2025年7月6日号〉
- 2025/7/2
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衆院に続いて参院でも与党過半数割れが実現するかが大きな焦点となる参院選が、7月3日に公示を迎え、20日の投票日に向け各党が激しい選挙戦を展開します。日本共産党都委員会は6月26日、東京での参院選のキックオフ集会を、渋谷区の日本共産党本部で開きました。会場いっぱいの人が集まり、東京での比例100万票の実現と、東京選挙区の吉良よし子氏の3選で、必ず勝利しようと熱気に包まれました。
会場には、開会前から主催者の予想を大きく超える参加者が集まり、急きょ、椅子が増設されました。

22日投開票の都議選で当選した大山とも子、里吉ゆみ、米倉春奈、福手ゆう子の各都議と、24年ぶりに元職から再選した田中とも子氏が参加。大山氏が「中学生が5~6人、走って来て『子ども運賃18歳、賛成です』と握手をしてくれたり、共産党のことを知りたいと向こうから近づいてくれる人が多かったのが印象的だった。自分の暮らしが政治とつながっていることを、多くの人が感じ始めている。参院選では、14人の都議団で(前回議席の)19人分も、(立候補数の)24人分も、頑張りたい」とあいさつしました。
団子状態の選挙戦
主催者を代表して、同都委員会副委員長で、前衆院議員の宮本徹氏が都議選と参院選について報告。「参院選は、参院でも与党過半数割れに追い込み、自民党政治を終わらせる歴史的なたたかいになる」と強調。「吉良さんは、『痛みに寄り添い、声を届ける』かけがえのない議員だ。12年前、就職氷河期世代の代表として国会に送ってもらい、多くの大切な実績を積み上げてきた。文字通りの宝の議席だ」と語りました。
東京選挙区について、「有力候補だけでも10人以上いる一方、100万票以上取るような抜きんでた候補がおらず、当選ラインが上がるとみられる。有力候補が団子状態で並んでいる」と分析。今回は、6人の定数のほかに3年間の任期の7人目の当選があり、「7番目になると、3年後に山添拓さんと吉良さんが争うことになる。必ず6番目までに入らなくてはならない」と訴えました。
「比例100万票の実現にも、吉良さんの勝利のためにも、都議選の取り組みの努力のうえに立って、さらに大きく支持を広げる必要がある。その一方で、メディアや他陣営からも意図的に『吉良よし子は大丈夫』と流されている。選挙戦の当落は、これからのたたかいにかかっている」と呼びかけました。












