OTC類似薬 保険外しで「負担減」? 「週刊宮本徹」で解説動画〈2025年7月6日号〉

 自民党、公明党、維新の会などが実施を狙う「OTC類似薬」の保険適用外しの問題点を、日本共産党前衆院議員の宮本徹さんが解説する動画を公開しました。動画シリーズ「週刊宮本徹」の6月24日公開分で、公開から6日で8500回ほど再生されています。

OTC類似薬について解説する動画

 OTC(オーバー・ザ・カウンター)類似薬は、薬局で買える市販薬と、類似の成分や効能を持ち、処方箋を必要とする薬。保険適用から外して、患者が自己負担で市販薬を買うことで、医療費を削減できるとして、石破政権が「骨太の方針」に見直しを盛り込みました。

 宮本さんは、保険適用から外れることで、患者の負担額が数十倍に増える場合も出ると指摘。また、自治体が子どもの医療費を無償化していても、薬の購入費用を親が負担しなくてはいけなくなり、「病気がちな子どもの保護者など、大きな負担増になる。現役世代の保険料の負担軽減といいながら、子育て真っ最中の現役世代の負担を、保険料を下げる以上に増やすことになる」と解説しています。

 「週刊宮本徹」では、6月30日に「参政党調べてみた。日本人にも不利益もたらす『日本人ファースト』」も公開。同党の政策や憲法構想案などを分析するもので、1日余りで2万回超の再生になっています。

東京民報2025年7月6日号より

関連記事

最近の記事

  1.  神宮外苑再開発(新宿区・港区)でラグビー場建て替えの認可手続きを巡って緊迫した状況が続く中、作家…
  2.  参院選などを通じて差別や排外主義を掲げる政党や政治家が台頭したことに、危機感を覚え反対する声が広…
  3.  葛飾区議選(定数40、立候補65人)が2日告示(9日投票)され、日本共産党は三小田准一(66)、…
  4. 1面2面3面4面 紙面サンプルと、各面の記事紹介(Web紙面版は画面下部から購入できます) …
  5. 日経平均株価が27日、市場初めて5万円を突破しました▼株価は本来、「経済の体温計」と言われます。株…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る