時給2000円を早期に 新宿区労連 最低生計費を調査分析〈2025年7月27日号〉
- 2025/7/29
- 労働・市民
「一度の人生、自分らしく生活していきたい」―新宿区労働組合総連合(新宿区労連)は15日、「同区で労働者が普通に暮らすにはどの位の費用がかかるかを明らかにするため」に行なった最低生計費試算調査結果の記者会見を開きました。調査に協力した非正規労働者として働く女性らも同席。生活の実態と思いを赤裸々に語りました。

調査は新宿一般労組の組合員を中心に生活パターンを調べる「生活実態調査」と持ち物を調べる「持ち物財産調査」を行い、地域の量販店で物品の価格を調べた結果を精査し、生活に必要な費用を積み上げるマーケット・バスケット方式を採用。その結果、今年4月時点で25歳の女性(大卒で3年の社会経験を想定)で税と社会保険料を含めて28万2561円となりました。2019年の調査時は26万2506円であり、2022年以降の物価高騰の影響で2万円以上増額している結果になりました。











