最賃2000円を目指そう 新宿の街をアピールデモ〈2025年8月3日号〉
- 2025/7/31
- 労働・市民
国の中央最低賃金審議会で今年度の最低賃金の改定に向けた議論が進められる中、新宿の繁華街で7月25日、最賃大幅引き上げを求めるアピールデモが行われました。

アピールデモは、新宿区労連や東京地方労働組合評議会西部ブロックなどの労働組合でつくる実行委員会が、毎月1回、取り組んできたものです。大ガード下や新宿西口のバス停広場、歌舞伎町など、多くの人が行きかう繁華街を歩き、沿道の人がスマホで撮影するなど、注目を集めました。
新宿駅東口の広場でデモに先立って行った宣伝では、新宿区労連の伊藤之知議長が、「10年以上前から最低賃金引き上げを求めるアピールを続けてきた。当初、掲げた目標が1500円で、東京の最賃はようやく1163円となった。昨年は50円の引き上げがされるなど、政治の場でも、最賃引き上げが大きな課題として注目されている」と主催者あいさつしました。











