世界各国で気候危機への対策を同時に呼びかける「世界気候アクション」に呼応して12日、超党派の都議ら約20人が都庁前で「今こそ力を合わせて温暖化をストップさせよう」と呼びかけました。この日は「気候危機・自治体議員の会」(約480人)が中心となって、各地の庁舎前で一斉に行われました。
グリーンな東京の漢人あき子都議の司会で各会派の代表がマイクをリレーしました。

日本共産党のとや英津子都議は「今年の夏の暑さは異常で、命が危なくなる暑さでした。気候危機は命の危険だけでなく、自然や生態系、食べ物などたくさんの影響をもたらします。このままでは今の環境で生きていけなくなる」と強調。「東京は気候危機を打開するための歩みを今こそ強めないといけない。みなさんと力を合わせて次の世代が生きていける環境を残すために頑張ります」と表明しました。
立憲民主党の西崎翼都議は「1時間に132㎜という人間では対応できない豪雨が起きている。温暖化の根本解決に目を向けなければならない」、生活者ネットの岩永やすよ都議は「気候危機は豪雨災害にもつながる大きな問題。手を取り合いながらさらに輪を広げていきたい」、ミライ会議の森愛都議は「都内の再開発で多くの緑が伐採され危機を加速している。緑豊かな東京を次の世代に渡すために全力をあげる」と訴えました。
東京民報2025年9月21日号より











