フラッシュ@Tokyo 2025年9月28日号 後期高齢医療費 2割負担310万人/都民の日 秋の半額観劇会

後期高齢医療費 2割負担310万人

  75歳以上の医療費の窓口負担を抑制する経過措置が9月末に終了することに伴い、10月から2割負担となる対象者が310万人にのぼることが分かりました。福岡資麿厚生労働相が記者会見で推計値を明らかにしました。

 75歳以上の後期高齢者の医療費は原則1割ですが、2022年10月の制度改悪で、単身世帯は年収200万円以上、複数世帯は世帯年収が320万円以上で2割に引き上げられました。その際、外来受診で急激な負担増を抑制するために施行後3年間、外来受診の負担増加額を最大でも月3000円に収まるよう経過措置を設けました。

 22年の負担増で検査や薬を減らすなどの影響が指摘されており、さらなる受診抑制が心配されます。

都民の日 秋の半額観劇会

 東京都と東京都歴史文化財団は、日本演劇興行協会、都民劇場と23公演が半額で観劇できる、都民の日記念/秋の「都民半額観劇会」を開催します。今回は、歌舞伎、演劇、ミュージカルなど多彩なプログラムで、5700席を用意しています。実施会場は浅草公会堂、歌舞伎座、シアタークリエ、新国立劇場、新橋演舞場、東京芸術劇場、三越劇場、明治座。

 「都民半額観劇会」はニューヨークのブロードウェイで実施されていた「当日券半額売場」をモデルに、1983年10月に都と都民劇場の共催で始まりました。

 申込方法は通常はがきに横書きで、ホームページに記載の希望公演番号、人数(1人または2人と記入)、郵便番号・住所、氏名、年齢、電話番号などを記入し、都民劇場内「都民半額観劇会事務局」に送ります。締め切りは10月14日まで(消印有効)。当選者には当選通知が送付されます。

 詳しくは「都民劇場」のホームページ

東京民報2025年9月28日号より

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