都議会本会議は2日、一般質問を行い、9会派から15人が質問しました。日本共産党からは、せいの恵子都議が初質問に立ちました。前職の北区議時代から聞いてきた医療、介護、障害福祉の現場の声をもとに、都立病院の行政的医療の役割発揮や訪問介護の支援、障害児・者支援の拡充を提起しました。
都立病院の役割発揮を
「私の看護師としてのスタートは、都立豊島病院の精神科からです」。せいの都議は、精神科の急性期病棟で経験してきた様々な体験を通して、患者を受け入れる病院が少ないことを痛感してきたと述べ、困難を抱えているケースに対応する行政的医療を担う都立病院の役割と意義を強調。知事の認識を問うとともに、不採算を理由に「役割を後退させてはならない」と訴えました。

小池知事は都立病院について、「行政的医療の安定的、継続的な提供などを推進することにより、都民の健康を守り、その増進に寄与することを役割としている」と答弁しました。











