フラッシュ@Tokyo 2025年10月26日号 渋谷区 トイレに生理用品/東京都 インフル感染増える/都人事委 給与引き上げを勧告

渋谷区 トイレに生理用品

 渋谷区は生理用ナプキンを無料で提供するディスペンサーの設置を公共施設で実施する実証実験を始めました。10月15日から開始され、12月26日までの約2カ月半、22カ所の公共トイレに設置します。

 急な生理の際にも女性が安心して外出できる環境づくりを目指すとしています。経済的理由で生理用品が買えない「生理の貧困」が社会問題となる中、貴重な支援となります。

東京都 インフル感染増える

 都内のインフルエンザ感染者数(6~12日)が流行シーズン入りした2週間前(9月22~28日)の約2・4倍に増えたことが都の調査で分かりました。

 都保健医療局によると、都内定点医療機関1カ所当たりの患者報告数は4・76人。保健所別で見ると、最多は町田市の12・00人で、中野区10・05人、池袋(豊島区)9・71人と続きました。

 都は手洗いや消毒、マスクの着用などの感染対策を呼びかけています。

都人事委 給与引き上げを勧告

 都人事委員会は17日、2025年度の都職員の月額給与を平均1万3580円引き上げるよう勧告しました。上げ幅は3・24%で34年ぶりに3%を上回る引き上げとなります。ボーナスの年間支給月数も0・05カ月分引き上げ、4・90カ月分とします。初任給も大卒程度で月額1万9800円引き上げます。月給、ボーナスいずれも4年連続の引き上げとなります。

東京民報2025年10月26日号より

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