【日本共産党委員長 田村智子の国政レポート】 戦争を止めるために〈2026年3月8日号〉

 3月2日の予算委員会、質問直後の会見で記者からまず聞かれたのが、質問に答えない高市首相について。答弁拒否の32秒をショート動画にしてくれた方もいました。

 イランに対する米国とイスラエルの先制攻撃は、国連憲章・国際法違反ではないか、戦争を止めるためには先制攻撃をやめよと求めることが必要ではないのか―この質問に総理は手を挙げることもしない、委員長に促されると「質問は何だった?」という態度。

高市早苗首相らに質問する田村智子委員長=3月2日、衆院予算委(しんぶん赤旗提供)

 世界で戦争が起きているときに、国会の場で、日本政府の見解や対応を述べようとしない、総理大臣の姿勢としてあまりに無責任です。代わりに答弁した茂木外務大臣は、まるで米国とイスラエルの代弁者のようにふるまい、イランの核開発をめぐるイランと米国の協議はまとまりそうになかった、とまで述べました。

 協議がまとまりそうになかったら先制攻撃が許されるのか、それでは外交が成り立たなくなります。先制攻撃で外国の政権を転覆させることが許されたら、国政秩序は崩壊します。アメリカいいなりの日本でいいのか。質問しながら、この思いが噴き出ていました。

 答弁拒否の32秒。全体で27分しかない質問時間では、たとえ10秒でも貴重です。けれど総理が立つまで待つ、それが今回の質問の肝でもあったと思えます。

 先制攻撃をやめさせることなくして、どうして戦争をとめることができるのか。この世論を急速に広げていきましょう。戦争への道を歩ませないために。(衆院議員・比例東京ブロック選出)

東京民報2026年3月8日号より

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