町田市に東京で3番目、多摩地域で府中市に続き2番目となる「9条の碑」が完成し4日、雨が降るなか175人が参加して除幕式を迎えました。日本で初めて「9条の碑」が建立されて40年余り、国会で改憲勢力が多数を占め、平和憲法がかつてない危機に直面するなか、憲法9条を目に見える形にする「9条の碑」の運動が広がっています。「町田に憲法九条の碑をつくる会」事務局長の小原修さん(91)に、現地を案内してもらいました。
シンボルアートに
武蔵野の豊かな自然が残る野津田公園の南口、旧鎌倉街道を少し入ると2つのプレート型の碑が並んで建っていました。2つともステンレス製で幅60㌢ほど。左側にある高さ1・5㍍ほどの碑の上部には「戦争の放棄」と書かれ、その下には箒(ほうき)を持ったかわいらしい7人の妖精が葉っぱの羽を広げて空を飛んでいるイラストが描かれています。同市在住の絵本作家、長谷川知子さん作によるものです。

小原さんは「つくる会で、どういう碑にしようかと検討していた時に、発足当初から参加していた長谷川さんが、戦争放棄とゴミを掃き出す“箒”をかけたこの絵を事務所に持ってこられました。『これいいな。シンボルアートにしよう』と、すぐに決まりました」と、この時のエピソードを話してくれました。
「碑は石でできた重くて大きいものという従来のイメージは捨て、身近に感じてもらえるものにと発想を変えました」(小原さん)。
歌とアニメ視聴も
絵の下には憲法9条第二項の条文が刻まれています。よく見ると全文にふりがなを付けてあります。「親といっしょに通りかかかった子どもたちにも読んでほしい」という願いが込められていると小原さん。



















