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ずさんな病院管理が明白に 古川橋病院 看護部長雇い止め裁判で いじめや人権侵害の横行も〈2026年5月24日号〉
- 2026/5/22
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港区内で居宅介護支援事業などを多角的に運営する医療法人財団厚生会の中核を担う「古川橋病院」(鈴木幸雄院長、49床)で患者に対して複数の不適切な対応が行われている可能性が、同病院を被告とする民事裁判(西村康一郎裁判長)の中で発覚しました。裁判は同病院に看護部長として勤務していた岩渕美和子さん(60)が雇い止めになったことに対し、地位確認と未払い給与の支払いなどを求めるもので、14日にあった証人尋問での発言から問題が明らかになりました。

岩渕さんは2019年に副看護部長として同病院に1年の有期雇用で入職。翌年に実績が認められ看護部長として契約更新を重ねてきたものの、同病院は「退職した元看護師A氏の問題、看護部をまとめられなかったこと」を理由として2024年3月末で契約更新を拒否し、雇い止めになりました。
岩渕さんは在職中にコミュニティユニオンみなとに加入し、団体交渉などを経ても解決に至らず2024年7月に東京地裁に提訴。患者の置かれた環境の改善と働きやすい職場を求め、職場復帰を目的に裁判を続けています。
証人尋問では「事務長、看護部長などの管理職が有期雇用」だという事実を病院側証人が陳述。試用期間でもないにも関わらず、継続して人材の確保に責任を担う姿勢がない同族経営である事が判明しました。
さらに尋問中、職場でトラブル当事者となったと思われる元看護師A氏に関して、「精神疾患がある、おかしい人」などの発言を消化器専門の医師である鈴木将大副院長が繰り返しました。主尋問では循環器専門の鈴木幸雄院長が「精神障害者、おかしい人」と5回以上も繰り返すなど、精神科の診断基準を満たしたか確認できない人に対して、医師としての倫理観が問われかねない人権意識に欠けた発言もありました。
ナースコール不可
尋問では同病院で看護師間のいじめ、ハラスメントが横行していることから、A氏のトラブルが起きたという複数の証言がありました。長く勤務する看護師が新入職の職員に仕事のやり方を教えない、無視するなどの他、教えてもらっていない仕事を間違えると「仕事ができない」と聞こえがしに陰口を言うなどの陰湿な実態についても、複数人が相談を受けたという事実が話されました。










