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大田区業者「先見えず」「廃業も」 深刻化するナフサ不足 ものづくり、医療にも影響 共産党足立区議団が緊急調査 「診療困難」6割〈2026年6月7日号〉
- 2026/6/4
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米イスラエルによるイラン攻撃から3カ月が経ちました。原油輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く中、プラスチックや塗料、医療資材や薬品の原料となる石油製品ナフサの供給混乱が深刻化し、様々な影響が出ています。政府は流通の「目詰まり」や供給の偏りが要因だとして、解消への対応に追われ、代替調達の進展で年明けまでの必要量は確保したと強調しています。一方、資材の品薄や値上げが相次いでおり、中小の建設業者や医療機関からは「資材が入手できず仕事ができない」「廃業せざるを得ない」など、深刻な声が上がっています。
内装業 「見積もり困難」
「今までなら1~2週間で入ってきたのに、1カ月はかかると言われている。値段も15~30%は上がった」。こう話すのは大田区内で内装業を営む加藤順一さん(66)。不足して一番困っているのが樹脂系の接着剤。新築マンションの内装が仕事の中心で、化粧板などを接着するのに欠かせません。

もう一つの悩みが顧客に示す見積もりの難しさ。「今の仕事は資材が高騰する数カ月前に見積もっているので、値上げ分はかぶるしかない。この先も資材の値上がりが予想されるが、実際どうなるかが見えない。競争も激しいので見積もりに上乗せするのも難しい」と苦慮します。
この仕事を40年近く続ける加藤さんですが、こんなことは経験したことがないと言います。「イラン攻撃が原因か分からないが、5月に入って仕事がガクンと減っている。お客さんも先行きが見通せないので、控えているのかもしれません。今でも借金の返済があるので融資ではなく、コロナ禍の時の持続化給付金のような支援があると助かります」。
金属加工業 「機械動かせず」
「状況は更に厳しくなり、見通しが全く見えないと仕入れ先から話があった。油がなくなると機械は動かせない」。こう困り顔で話すのは、機械加工業の池田克憲さん(83)。










