「あなたの“推し条項”を、いつも身近に」―印刷会社の「きかんし」(本社=江東区)が、憲法の条項を缶バッジにデザインし、ガチャガチャ(ことば)でランダム販売する「憲法ガチャ」の事業を始めました。「ブームとなっているガチャガチャを通じて、憲法に親しむきっかけづくりになれば」と社内につくったプロジェクトチーム(PT)が発案しました。
ガチャガチャは、専門店ができるなど2020年以降、第5次とされるブームを迎えています。
ことば ガチャガチャ 小型自動販売機の一種で、カプセルに入ったおもちゃやグッズ(カプセルトイ)がボックスに入っていて、お金を投入しハンドルを回すと、ランダムで一つ出てくる
PTのメンバーは、「年齢を問わず楽しんでいるガチャガチャを使って、何か新しい事業ができないか、『ガチャPT』としてチームが立ち上がりました」と話します。
きかんしは、東京民報や各民主団体の機関紙などを印刷しています。会社の理念である「憲法をまもり、いかす」運動の普及・発展に寄与する活動として、何かできないか、さまざまなアイデアを検討しました。

事業が具体化するきっかけになったのが、4月8日に国会前に3万人が集まった「平和憲法を守るための緊急アクション」に、社内で呼びかけて参加したことでした。
メンバーは、「国会前で、憲法9条が読み上げられて、『やっぱり憲法って良いな』と、憲法を軸にしたシンプルな取り組みにしようと、議論が進み始めました」と振り返ります。










