強くしなやかな生を知って HIVと生きる女性を撮影 写真集『女たちのミャンマー』 江東区在住 三木知子さん〈2026年6月28日号〉
- 2026/6/28
- 文化・暮らし
江東区在住の三木知子さんが、写真集『女たちのミャンマー―HIVとともに生きる』を3月に出版しました。ミャンマー南東部のモン州に通い、エイズを発症させるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)陽性の女性たちを取材したもので、厳しい現実のなかでも、しなやかに強く生きる姿が印象的な写真集です。出版の経緯や思いを聞きました。
三木さんが今回の写真集のためにミャンマーに通ったのは2013年から19年まで。コロナ禍が起き、さらに2021年の軍事クーデター後は政情が不安定で、渡航が難しくなっています。
もともと、東南アジアを旅するのが好きで、現地の人々の暮らしを写真に撮ることにあこがれていました。取材を始めたきっかけは、友人が国際NGO「国境なき医師団」に務めていて、その夫の医師がミャンマーで、HIV陽性の人たちが病院に通うための支援をやっていたことでした。

抗HIV薬の進歩により、薬を飲み続けることで、HIV陽性でもウイルス量を検出可能限界以下に抑えることが可能になっています。その状態なら、健常者と同じ生活が可能です。
抗HIV薬を毎日、飲み続けることが大切で、そのために、通院時に使う車の提供などを行っていました。
三木さんは「友人から、活動の様子を撮影してみないかと言われて、ぜひとお願いしました。活動が終わった後も現地に通い写真を撮り続けました」と振り返ります。
社会の偏見が強く
HIV陽性者は、人口5753万人のミャンマー全体で24~28万人と推計されています。










