いくつもの発見と出あい 寄稿 ピアニスト 榎田まさし〈2026年10月4日号〉
- 2026/10/3
- 文化・暮らし
ピアニストの榎田まさしさんが11月6日にリサイタルを開きます(チラシ)。プログラムについて寄稿してもらいました。

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各地の地震や台風により被災されました読者の皆様に、お見舞いを申し上げます。
本年11月6日(金)に、杉並公会堂小ホールにて開催します私のピアノリサイタルをご案内いたします。今回のプログラムは、先輩音楽家たちに捧げる第1部と、第2部はショパンの練習曲(作品10)全曲という構成です。
自由と平和を希求した作曲家、吉田隆子(没後70年)のデビュー作「カノーネ」がオープニングです。エネルギーが湧き出る小品です。
そして、本年は20世紀を代表するチェリスト・指揮者のパウ(パブロ)・カザルスの生誕150年です。カザルスが編曲・演奏したカタルーニャ民謡「鳥の歌」で知られていますが、実は生涯にわたって作曲活動を行っていました。その全貌が明らかになったのは、まだ最近のことです。今回、カザルス作曲のピアノ曲からカタルーニャの香りが鮮明な3作品を取り上げます。地元の人たちが輪になって踊っているのを、バルセロナの広場で見ている世界です。
後半にお届けするショパンの練習曲は、「革命」「黒鍵」「別れの歌」などが含まれる12曲です。1曲ずつに「練習」目的があり、かつ作品として調い、さらに12曲でひとつの流れとなるように設計されています。今回私は〈全曲〉に取り組みながら、いくつもの新しい発見に出あいました。それはバッハとのつながりだったり、数列の隠し味と出あったり…。昂ぶる気持ちをコンサートの日にはまとめて挑みます。
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榎田まさしピアノサイタル=11月6日(金)午後6時30分、杉並公会堂小ホール。全指定席、4500円。申込・問合せ=松野迅後援会090(7107)6661、又はチケットぴあ
東京民報2026年10月4日号より










