【 #Web東京民報 連載】東京わがまち 44 世田谷ボロ市

(世田谷区 ボロ市通り周辺)

 700店もある露店は、どこも黒山の人だかり。名物の代官餅にも長蛇の列。ボロ市通りは一日20万~30万人の人出で歩くのもままならない。「袋帯は300円、着物は千円だった」と嬉しそうな声が聞こえてきた。

 430年前の楽市に端を発し、生活必需品の古着、農具、日用品などを商う文字通りの「ボロ市」だったが、今や昔からの臼や杵きね、お宮を扱う店は数軒のみ。最近は、植木、玩具、装身具、骨董こっとうなどの店が加わり、ここでしか手に入らないお宝さがしに来る人も多い。

 毎年1月15日と16日、年末の12月15日と16日に開催され、東京都の無形民俗文化財に指定されている。

写真・文 夏目安男

〈東京民報 2017年1月15日号より〉

※WEB版追記 写真家の夏目安男さんは2021年12月に亡くなりました。ご遺族の許可を得て、東京民報での連載「わがまち東京」をWeb版連載として掲載します

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