2023統一地方選シーズン2 共産党予定候補 挑戦への思い 大田区(定数50)村石まい子(60)子どもたちの防波堤に 教育現場を知る私だから〈2023年1月15日号〉

 「先生たちも大変な思いをしながら頑張っているけれど、子どもたちが一番の犠牲者。一日も早く区政の場で子どもたちを守る防波堤になりたい」。こう熱く語るのは、小学校の教員として37年間の経歴を持つ、村石まい子さん(60)です。4月の大田区議選(定数50)に、藤原幸雄前区議の後継として出馬を予定します。日本共産党としては8議席を目指します。

▼村石まい子(真依子)さんの略歴 1962年三鷹市生まれ。1981年東京学芸大学入学。大学生協で要求運動や平和運動に参加。85年に教師となり、大田、品川両区の小学校で37年間勤務。12年から都教組大田支部の書記長に就任、「子どもたちにより良い教科書を」の運動などに取り組む。22年8月に退職。現在、共産党大田地区教育相談室長。家族は夫、子どもが2人。趣味は映画鑑賞。

 村石さんは7校で勤務してきましたが、そのうち6校が大田区内の小学校。多くは3、4年生を受け持ちました。「『できた』とか『わかった』時に見せる子どもたちのきらきらと輝く笑顔が大好きでした。成長する姿を見るのが楽しみでした」と、目を細めます。

 「自分がやりたいことを実現するために、自分で考え判断できる人になってほしい」と、教材にもいろいろ工夫しました。多様性を大事にし、障害のある児童がクラスにいる時には「お互いの学びになる」と、「仲良くするにはどうしたらいい」と、子どもたちに問いを投げかけました。

 その一方で、過労死レベルの長時間勤務を強いられる教育現場の大変さは身にしみています。「病気になって退職や休職する教員が相次いでも、補充されない状況が続いています。子どもたちとしっかり向き合うことも、不登校の子どもへの対応もままなりません」と、顔を曇らせます。

 実際、文部科学省の調査によると21年度に「心の病」で1カ月以上休んだ公立学校の教員は、前年度比で約15%増、初めて1万人を超えました。このうちの約6千人を調査すると、22年4月時点で2割近くが退職。16年度調査では公立小学校で約3割の教員が「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業をしています。

 村石さんは多忙を極める中でも、民間の教育研究団体のサークルなどに参加。夏休みにははしごで全国大会にも足を運びました。「子どもたちを再び戦場に送らない」が原点の教職員組合の役員としても、教育問題に取り組んできました。教育一筋の人生です。

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