〈一分 3月19日号〉アメリカで、中堅規模の銀行が相次いで破綻して、世界の経済や金融市場への影響が懸念されています…

 アメリカで、中堅規模の銀行が相次いで破綻して、世界の経済や金融市場への影響が懸念されています▼IT関連の新興企業を主な顧客としていたシリコンバレーバンクが10日に、12日にはニューヨークのシグネチャー・バンクが破綻しました。シリコンバレーバンクの総資産は約28兆円と全米16位で、2008年のリーマンショック以降では、最大規模の銀行の破綻になります▼同行の破綻の原因は、この間にアメリカで金利の上昇が進んだため、保有する国債などの債権価格が下落したことです。損失確定のための売却をしたことが、経営状況への懸念を強め、短期間で経営不能に陥りました▼同様のリスクを経済全体で抱えているのが日本です。アベノミクス以来、大規模な金融緩和の政策を続けてきたことで、政府が大量の国債を発行し、日銀や銀行などが保有しています。金利の上昇局面に入れば、こうした国債の価格の大幅下落が懸念されています▼金融緩和を主導してきた日銀の黒田東彦総裁は、10日の任期最後の会見で自身の続けてきた政策について「何の反省もない」と強弁しました。新体制の日銀に求められるのは、アベノミクスの弊害に真剣に向き合い、日本経済のあり方の根本的な転換をすることです。

東京民報2023年3月19日号より

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