【寄稿・地方議会から】日本共産党東村山市議 渡辺みのる/憩いの家裁判 市に16万円余の返還命令 大きな意味持つ一部勝訴〈2023年6月4日号〉

 2019年から4年間に渡りたたかってきた、東村山市の高齢者施設の運営委託料を巡る住民訴訟「憩いの家裁判」(別項参照)は、5月12日に東京地裁で判決が言い渡され、被告・原告どちらも控訴せず判決が確定しました。住民訴訟の原告のひとりでもある渡辺みのる市議に、裁判の経緯と判決の意義などについて寄稿してもらいました。

渡辺みのる市議

 判決は①東村山市から委託先の大成(株)に対して16万2000円を請求すること②談合ないし談合類似行為は認められない③市長には故意・過失は認められず、指揮監督上の義務違反はないーという内容でした。

 これまで市は、不履行業務に関する返還金は2018年12月に返還させた68万円余りをもって完了していると主張していました。しかし、富士見及び萩山憩いの家への防火管理者が設置されていなかったことを認め、必要経費として市から大成(株)に請求することを命じました。

 また、市は原告の主張は、訴訟の要件である監査請求を経ていないとして、裁判所として審理しないよう「門前払い」を求めていました。判決では、監査請求時に添付されていた資料や判例に照らして、監査請求との同一性が認められると判断しています。

 金額そのものはわずかではありますが、住民訴訟で原告側の主張が一部でも認められ、市に大成(株)への返還請求を命じたことは、大きな意味を持つ判決といえます。

東京民報最新号はこちらから

カテゴリーから探す

記事を掲載時期から探す

最近の記事

  1.    「イランを石器時代にするまで爆撃する」。あの耳障りな“だみ声”で、トランプ米大…
  2.  東京23区内の火葬料金が高騰している問題を受け、都は各地の火葬場の実態を調べ3月31日、結果を公…
  3.  「設置基準をいかし特別支援学校の教室不足解消を求める請願署名」(6万1347人分)の提出集会が3…
  4.  2月の衆院選で改憲勢力が国会の圧倒的多数を占めた状況を受け、平和憲法の堅持を求めて活動する6団体…
  5.  田村智子委員長の「ストリート対話」に刺激を受け、都内各地を回って、シール投票用のボードを持って、…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2023年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
ページ上部へ戻る