【コラム健康生活】気温1度上昇で1日茶碗半分の収量減 コメのヒ素含有が高まり健康被害増〈2025年7月20日号〉
- 2025/7/21
- コラム・オピニオン

うわッ、あッつ。こりゃあ、地球温暖化だよねえ。
極端な高温に熱中症含む暑熱関連死の多発、時に豪雨で洪水。命が危ない。
農業への影響も大きい。
54カ国12,658地域の主要作物6種類の分析では。(Nature 2025.6.18)
“世界の収量は平均気温が1度上昇するごとに消費カロリー換算で1人当たり1日121kal減少する”
その減少量は、茶碗半分(0.5杯分)のご飯に相当!
おっと世界平均気温はすでに1度超え、産業革命以前から1.55度の上昇です。(WMO 2025.1.10)
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怖い報告あり、です。
水稲28品種を異なる気候条件で10年栽培し、コメ粒中の無機ヒ素含有量とコメ摂取に伴う健康被害の検討です。(Lancet Planetary Health 2025.4.16)
“気温とCO2の同時上昇で相乗的にコメ粒中の無機ヒ素含有量が高まった”
“その無機ヒ素の摂取量に比例し、2050年までに膀胱がん、肺がんなど44%増(対照群と比較)、心血管系疾患なども増加”
“進行中の証拠から糖尿病、妊娠、神経発達、免疫に悪影響の可能性がある”
報告者はいう。“コメ粒中の無機ヒ素の蓄積を最小限に抑える品種改良、水田土壌管理(例:交互湿潤乾燥法)など対策が必要”












