参院選結果を受けた自民党の両院議員懇談会が7月28日に開かれました▼自民公明両党で参院の過半数を割る大敗を受けても、続投する意向を示す石破茂首相に対し異論が続出。予定を大幅に超えて4時間近くの懇談会となりました。64人が発言し、その多くが首相に退陣を迫るものだったと伝えられています▼深刻なのは、同党が首相という“表紙”をつけかえようとするだけで、自民党政治という「中身」は何も変えようとしていないことです。首相に辞任を求める議員の中心となっているのは、旧安倍派などの「裏金議員」で、ポスト石破として取りざたされるメンバーも、これまでの総裁選と変わりない顔ぶれです▼自民党の参院選での比例選挙での得票は、全国で1280万票でした。前回22年の1825万票から500万票以上、01年の小泉ブームのもとでの参院選での得票2111万票と比べると、800万票余り減らしています。自民党政治自体に、国民がノーを突きつけた審判は、はっきりしています▼選挙結果を受けて与党や一部のメディアからは、政策を材料にした野党との連携で、政権を延命させる議論が出ています。民意にこたえて自民党政治を終わらせる責任は、野党各党にも問われています。
東京民報2025年8月3日号より











