いのちの砦を手放さない 9月に第70回日本母親大会 東京開催は12年ぶり〈2025年8月31日号〉
- 2025/8/31
- 労働・市民
第70回の節目を迎える日本母親大会が9月28日と29日に、東京で開催されます。東京での開催は12年ぶり。「生命(いのち)を生み出す母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます」をスローガンに、平和や民主主義、子どもと教育、ジェンダー平等など、さまざまなテーマで、学び交流します。
全体会は29日午後0時半から3時半まで、千代田区の東京国際フォーラムホールA。記念講演として、ジャーナリストの布施祐仁さんが「戦後80年と不戦の決意―日本とアジアを再び戦場にしないために」をテーマに話します。
東京母親大会実行委員会の委員長、木原秀子さんは「ロシアのウクライナ侵略や、イスラエルのガザ攻撃など、多くの市民や子どもが命を奪われている。どうやったら戦争をやめさせ、命を守ることができるのか考えたい」と話します。

今回の大会のために、アニメーション作家の有原誠治さんが描いたイラストも、「いのちの砦(とりで)は渡さない」がテーマです。子どもを抱えた母と子が、平和の象徴・鳩の前で手を広げ、「平和を絶対に手放さない」という決意を示しています。バックには、太陽が描かれています。
木原さんは「母親運動のスタートは、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験(1954年)を受けて、『原子戦争の危険から子どもの生命を守るために開かれる世界母親大会を』と、平塚らいてうら6人が呼びかけたことです。イラストは、母親運動の歴史そのものを表している」と話します。
若者・地域の運動
28日には都内各地で、20の分科会が開かれます。若い世代や地域の運動に着目した分科会が多く準備されています。












