フラッシュ@Tokyo 2025年12月7日号 英スピテスト 6・8万人が受験/定時制廃止 再審求め質問状/女性活躍 条例案で参考人を/クマ対策 ハンターが巡回
英スピテスト 6・8万人が受験
都内公立中学校3年生を対象に英語の「話す力」を評価し、都立高校入試の合否判定に活用する「英語スピーキングテスト」(ESAT―J YEAR3)が11月23日、都立高校など都内229会場で行われ、約6万8000人(申込者数約7万5000人)が受験しました。都教育委員会によると、会場の机の配置などに時間を要し、一部会場で最大1時間程度、試験終了が遅れるトラブルがありました。
同テストは都教委が2022年度に導入。当初の運営事業者ベネッセが撤退後、英国の国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」に代わった昨年度は、機器の不具合などで255人が再試験対象となりました。テストを巡っては、音漏れや配点方法、不受験生徒の扱いが公平性に欠けるなどとして、都議や専門家、保護者の団体が入試活用の中止を求めています。
体調不良などで受験できなかった生徒らの再試験は12月14日に行われます。
情報提供を呼びかけ
「都立高校入試への英語スピーキングテスト導入の中止を求める会」や英スピ都議会議連など英語スピーキングテストの入試への活用中止を求める4つの団体は、テストが実際にどのように行われたのかの情報を集めるウェブアンケートを実施しました。対象は受験した生徒と保護者など。
定時制廃止 再審求め質問状
「夜間定時制の存続を求める連絡会」など都立高校の夜間定時制7校の廃止に反対する7団体は11月28日、教育委員会定例会(10月23日)で、夜間定時制の存続を求める請願が報告・審議されなかったことについての公開質問を都教委に提出しました。同連絡会によると、2万5000人分以上の署名とともに提出した請願が報告・審議されなかったのは初めてのことです。
この問題は11月18日の都議会文教委員会で質疑され、都教委はすでに教育委員会で決定された基本方針に基づく事項で、教育委員会でなく所管の部署(改革推進担当)が請願に対する回答を7月末に行ったと答弁しました。
質問状では、この都教委の答弁について、6校の募集停止は予告されたにすぎず決定されたものではないと強調。その上で「募集停止という重大な事項を教育委員会定例会において報告・審議しなかったのは、教育委員会の側に瑕疵(かし)があるのではないか」と質問。また、10月23日の教育委員会定例会で「請願」が報告・審議されなかったのは「東京都教育委員会請願処理規則」 に違反しているとし、都教委定例会での審議のやり直しを求めています。
女性活躍 条例案で参考人を
「女性活躍を推進する条例(案)」の検討に際し、経済・港湾委員会の委員を出している各会派に対し、参考人招致を求める申し入れを11月28日、日本共産党都議団、自由を守る会、やちよの会の3会派共同で行いました。
この間、都議会では「女性の活躍に関する条例(仮称)の基本的考え方」が第3回定例会、経済・港湾委員会で報告がされ、第4回定例会で条例案が議会に提出されました。
申し入れでは十分な条例審議を行うため、経済・港湾委員会として、専門家や当事者など、この条例に関係する人たちを参考人として呼び質疑を行い、委員会として議論を尽くす必要があるとしています。
クマ対策 ハンターが巡回
都内でのツキノワグマの目撃が続く中、東京都は東京都猟友会との連携で、人の日常生活圏への出没の未然防止を目的とした巡回を実施します。
八王子市、青梅市、あきる野市、奥多摩町、日の出町、檜原村の「人の日常生活圏」のうち、目撃情報が多い場所で12月末まで予定。週3日ほど、クマの出没が想定される地域へ銃器を携行したハンターによる巡回を行い、クマを発見した場合は、速やかに関係機関と連携し必要な対応を行うとしています。
東京民報2025年12月7日号より












