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有料WEB紙面版 6月12日号
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【1面】
- 山添拓予定候補 楽しんで政治変えよう 参院選へ街角宣伝やトーク
- 神宮外苑再開発「白紙で再検討を」署名8万人分を都に提出
- 新型コロナ感染 都内の状況
- コラム・一分
【2面】
- 住民の主張、無視に憤り 北区赤羽西補助86号線 不当判決で控訴へ
- 檜原村 都民の水源を汚すな 産廃施設計画撤回求めデモ
- 東京外環道「続く事故、もう中止を」大泉の工事停止で聞き取り
- 人間の都合で伐採するな 神宮外苑 若者ら、署名1万人突破
- 【コラム 砂時計】年金削る国、増やす国
- フラッシュ@T
【3面】
- 都政を動かした住民の声 葛飾区青砥橋 エレベーター設置へ
- 隣で生きる人と知り合う 練馬で難民・移民フェスタ
- 写真展視点 13日まで
- 衆院議員リレーレポート 宮本徹 国民の悲鳴に応えない政権
- 【連載コラム】いま考える戦争と平和➂ 侵略止める外交こそ
- 街角情報
- まちがいさがしポカポ家族 とうきょうクロスワード 詰碁・詰将棋 問題と前回の解答
【4面】
- 参院選共産党、山添さんに期待
- 【連載】アンネフランクをたずねて➆『日記』が記されたアンネ・フランク学校
- フラヌ~ル遊歩者通信 その37 ハナミズキ
- パシャ
- みんなの広場
- 漫画「ママはギャルママ」
◆テキスト版◆
以下に、各面のトップ記事などを一部、テキスト版で公開しています。
1面 山添拓予定候補 楽しんで政治変えよう
参院選へ街角宣伝やトーク
参院選の予想される公示(22日)を目前に控え、日本共産党の東京選挙区予定候補、山添拓さんが全都を駆けめぐるなかで、若い世代、現役世代に応援の輪を広げています。東京選挙区は30歳~50歳代の有力候補、著名人候補がひしめき、現役世代、無党派層の奪い合いの様相です。山添さんは「みんなで社会を変えるのは、楽しいこと。国民の声を国政につなぐ日本共産党の議席を増やしてほしい」と、自身と比例5候補の勝利を訴えています。
若い世代に支持広げ
日本共産党を応援する現役世代の人たちでつくる、江戸川区と葛飾区の「まんなか世代後援会」が4日、山添さんも参加して、葛飾区の新小岩駅前で合同の街角トークに取り組みました。「知っトク!なっトク!山添拓」と題して、DJ(ディスクジョッキー)が音楽を流しながらトーク。総合司会を原純子都議、第一部の司会を片岡ちとせ葛飾区議、第二部の司会を牧野けんじ江戸川区議が務めました。
第一部は、シール投票などで寄せられた声に山添さんが答えました。「好きなデザートは」の質問に、山添さんは「何でも好きだけどアイスクリーム」と回答。そこから牛乳などの価格も値上がりしていると、物価高騰が話題になりました。
山添さんは「アベノミクスの異次元の金融緩和が円安を招き、輸入品の価格が上がって物価高を加速させています。経済政策を転換させなくてはいけない」と強調。「日々の生活が大変な人たちに、最も有効な対策は、世界80カ国でもやっている消費税の減税です。政治が決断するときだ」と訴えました。
「憲法が変わったら、私たちの生活にどんな影響がありますか」との質問には、「自民党は憲法9条に自衛隊を書き込むとしています。それは、海外に出かけてアメリカのために戦争をする自衛隊で、そのために5兆円もの軍事費の上積みが必要だとしている。消費税を2~3%分、増税するだけの金額で、暮らしのための予算がますます圧迫されることになる」と答えました。
第二部では、山添さんの質問動画を流しながら、トークしました。
最低賃金の1500円へのアップを求めた質問について、山添さんが「賃金が上がると、年金も上がって、消費に回り、税収も増える。全体の底上げにつながり、本当の経済の好循環になる」と話すと、聞く人から大きな拍手がわきました。
「最低賃金1500円」というプラカードを見て「1500円はうれしいね」と話しながら歩く高校生の姿もありました。
市川市から来た、江戸川区のまんなか世代後援会メンバーの女性は宣伝後、「山添さんの話は短くて分かりやすいし、エビデンス(証拠)を示していて納得できる」と絶賛。「私もパートで働いています。男女の賃金格差の問題をきちんと言ってくれたり、地に足のついた山添さんのような議員が絶対に必要。知名度をもっともっとあげるよう、選挙を盛り上げたい」と意気込んでいました。
市民の熱量を生み出したい
参院選では、気候危機対策を求める若者グループ「FFF(未来のための金曜日)JAPAN」が、7月3日に「気候危機も選挙の争点に」をテーマにしたアクションデーを企画するなど、気候対策も重要なテーマになります。
東京合同法律事務所主催で3日、気候活動家でモデルの小野りりあんさん、環境アクティビストのeriさん、山添さんによる「気候変動と私たちの暮らし×政治」のトーク企画が開かれました。
気候危機への問題意識をどう広げていくかについて、小野さんは世界の運動を見てきた経験から、「アクションをしている人たちの熱量や情熱が、科学的な数字以上に多くの人たちにインパクトを与える。取り組んでいる人たちがこんなにいるんだと、危機感にもつながる」と話しました。
eriさんは昨年11月に国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)に参加した際、「老若男女さまざまな市民が気候危機について、熱く議論していた。その熱量を日本でも生み出せたら」と提起。参院選が目前に迫ることについて、「さまざまなテーマを〇×形式で政党に回答してもらう『チェックリスト』や、投票を呼び掛ける宣伝など、市民のさまざまなプロジェクトが進んでいます。山添さんには国会にいてもらわないと困るので、全力で応援します」と語りました。
山添さんは「選挙はお祭りのようなものなので、楽しく盛り上げていきたい。世の中を変えるのは、夢や希望のある楽しいことです。この議席を必ず守り、政治を動かす共産党の議席を増やしたい」と訴えました。
◇
4面に日本共産党と山添拓さんへの各分野からの期待の声を特集します。
2面 住民の主張、無視に憤り 北区赤羽西補助86号線
不当判決で控訴へ
北区赤羽西の住民ら97人が原告となり、国と東京都を相手に特定整備路線補助86号線赤羽西の事業認可取り消しを求める行政裁判で、東京地裁(春名茂裁判長)は5月30日、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。原告団は判決内容に到底納得できないとして、控訴に向けて動き出しています。
特定整備路線補助86号線赤羽西は、北区赤羽西1~5丁目を延べ1150㍍にわたって東西に貫く都市計画道路。都は防災性の向上や道路交通の円滑化を名目に事業費約213億円をかけて整備を進めようとしていますが、道路予定地は木密地域ではないため不燃化の必要性は低く、道路の交通量も年々減少傾向にあります。
隣接する涵養地に道路整備が計画されている赤羽自然観察公園(赤羽西5)の湧水や地下水への影響、軟弱地盤による地盤沈下の危険性、高低差の多い地形、稲付城址(赤羽西1)のトンネル掘削による歴史的価値の消失など、原告は数多くの問題点を法廷で主張してきました。昨年12月17日に開かれた第11回口頭弁論では、軟弱地盤に擁壁を建設する問題で、原告が求めた地盤工学の専門家の証人尋問が急きょ不採用となったことで原告の怒りがつのり、弁護団も「審理不尽の違法」と指摘しています。
結論ありきで根拠なき判断
閉廷後の報告集会で、弁護団の舩尾遼弁護士が判決内容の概要を説明。判決は国や都の主張を唯々諾々と認定して請求を棄却する「不当判決」と批判。赤羽自然観察公園の湧水については「湧水が枯れる可能性は高いとまでは認められない」という根拠のない判決が下されており、「我々の主張を意図的に判断していないところがある。非常に中身のない判決」と憤りました。
久保木太一弁護士は、原告側の証人尋問や陳述書、提出した証拠に対しての言及が判決文にないとして、「行政側に寄った、結論ありきの判決」と述べ、「今後、判決を覆すべくたたかっていく」と力を込めました。
日本共産党のさがらとしこ、ながいともこの両北区議会議員は、補助86号線の整備工事に関連して昨年度に都の建設局が実施した地下水調査で、地下水位への影響が判明したとする資料を配布。さがら氏は「これを見て驚いた。今までの調査では不足があり、都は再度調査するという。今後さらに地形の高低差、地盤の問題が大きな課題となるのではないか」と発言しました。
原告の柳井真知子氏は、「さらに科学的な証拠を出し、後半戦をたたかっていく」と決意を述べました。
地下水の調査について都の建設局は東京民報の取材に、公園内の2カ所で今年5月からボーリング調査に着手しており、来年3月まで調査が続くと答えています。
3面 都政を動かした住民の声 葛飾区青砥橋 エレベーター設置へ
2006年に施行したバリアフリー新法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)に基づき、2019年2月の第1回都議会定例会で日本共産党の和泉なおみ都議が文書質問した都道環状7号線の青砥橋(葛飾区)へのエレベーター設置が、実現に向けて動き出しました。文書質問は青砥橋にとどまらず、バリアフリー化の必要性が高い都内の橋梁について、東京都が広く見直しを図る流れに発展。和泉都議は「住民の切実な要求が住民運動と共産党の論戦に結び付き、政治を変える力につながった」と語ります。
和泉都議の文書質問から
青砥橋は中川にかかり、葛飾区の青戸2丁目から高砂1丁目までをつなぐ長さ約640㍍の巨大な太鼓橋。橋を渡り切るにはビル5階建ての高さに相当する階段、もしくは急勾配のスロープを約150㍍昇降しなければなりません。
高砂1丁目側には商店がなく、最寄り駅は青戸側にある京成青砥駅。通勤・通学や買い物のたびに渡らなければならず、和泉都議や同党の葛飾区議団、和泉なおみ事務所による住民への聞き取り調査では、タクシーに数人で相乗りし、買い物に行くという高齢者の声もありました。住民にとって青砥橋へのエレベーター設置は、長年の悲願です。
和泉都議は2019年1月の文書質問で、現地調査によりバリアフリー化の必要性を強く感じた葛飾区内にある青砥橋、堀切橋、飯塚橋のエレベーター設置を要望。都の答弁は「解決すべき困難な課題が多いことから、慎重な検討が必要」というだけにとどまりました。
設置する会が署名
都に訴えが響かない状況下で、2020年7月に住民団体「青砥橋にエレベーターを設置する会」が発足。猛暑の中、会のメンバーや同党の議員が高砂地区を中心に1軒1軒家を訪ね、街頭に立ち、都議会に青砥橋へのエレベーター設置を願う請願署名を短期間で1375人分集めました。
会のメンバーは葛飾区選出の都議4人に紹介議員になってもらうよう要請しましたが、自民党、公明党、都民ファーストの会の議員は拒否。和泉都議のみが紹介議員になり、11月に都議会環境・建設委員会で請願を審議しました。
日本共産党以外が反対したことから請願は不採択になったものの、「現地調査は行う」という重要な答弁を引き出すことができ、運動の希望となりました。
繰り返し懇談
20年8月、和泉都議、会のメンバー、党区議団が都建設局の担当課長と面談し、調査結果を求めたところ、都が管理する都内1200の橋梁のうち、青砥橋同様の問題を抱える50の橋梁が、検証対象に抽出されたことが判明。都が「地元自治体の位置づけが整備の優先順位を決める」と回答したことから、会は区長と区議会に協力を陳情しました。
同年12月の区議会第4回定例会の最終本会議では、都知事にあてた「青砥橋にエレベーター設置を求める意見書」が全会一致で採択となり、年末に区長と区議会各派の代表が都の建設局に意見書を提出。和泉都議のほか、都議会の請願審査の際には反対の姿勢を示した自民、公明の都議も同席しました。
21年度末に明らかになった「都道における既設道路橋のバリアフリー化に関する整備方針(案)」によると、都が優先整備を進める6つの橋のひとつに、青砥橋が位置づけられていました。
会のメンバーは「署名活動では、高齢者から生きているうちには無理だろうと嘆きも聞こえたが、1歩1歩、実現に向けて進んでいる」「住民運動はあきらめないことが大事」と喜びを語ります。
和泉都議は文書質問後も、都の担当者に何度も粘り強く電話や懇談で、進捗状況を追い続けていました。「皆さんの頑張りに支えられて、絶対にエレベーターを付けてやるという思いだった」と振り返ります。「住民の要求が一番身近な行政である区と区議会を動かし、都の姿勢も変えた。世論と住民運動はものすごい力を発揮するのだと実感します」と、和泉都議はにこやかに語りました。












