有料WEB紙面版 5月15日号

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【1面】

  • 事業者利益で超高層ビル  神宮外苑  計画の変更過程、明らかに
  • 大学生ら「伐採即中止を」外苑周辺で署名活動
  • 未来に希望持てる日本を 日本共産党 参院選へ全都キャラバン(2面に記事)
  • 新型コロナ感染 都内の状況
  • コラム・一分
1s

【2面】

  • 9条と明日を守ろう憲法集会に1万千人
  • 羽田氷塊落下 山添氏が現地調査 真上飛び「十分に可能性」
  • ジェンダー平等 光を当てる参院選に 田村氏、山添氏 ネットで対談
  • 消費税減税で暮らし守れ 参院選へ田村氏訴え(1面参照)
  • 共産党都議団 検査能力強化を要請 コロナ警戒期間延長で
  • コラム【砂時計】「茶飲み話」で済まされない
  • まちがいさがしポカポ家族 詰碁・詰将棋 問題と前回の解答
2s

【3面】

  • 高輪築堤 遺跡と開発の共存こそ 考古学協会 保存と活用考えるシンポ
  • 東京外環 陥没事故対応で聞き取り 山添氏「全体像示さず買取急ぐな」
  • 漫画家 倉田新さん死去「みんみんファミリー」連載
  • 杉並区長選 岸本氏を推薦
  • 中野区長選 酒井氏を応援
  • 【連載コラム】憲法の推薦状➆ 生活保護も憲法が保障
  • とうきょう人 神宮外苑再開発の見直しを求める活動に取り組む
  • 池上保子のかんたん料理No.143
  • 街角情報
  • とうきょうクロスワード まちがいさがしポカポ家族 詰碁・詰将棋 問題と前回の解答
3s

【4面】

  • 街角の小さな旅㉑ 国会議事堂と櫻田堀
  • コラム【シネマの時間】『メイド・イン・バングラデシュ』
  • フラヌ~ル遊歩者通信 その33 スズラン
  • 連載【アンネ・フランクを訪ねて】工藤芳弘
  • パシャ
  • みんなの広場
  • 漫画「ママはギャルママ」
4s

◆テキスト版◆

 以下に、各面のトップ記事などを一部、テキスト版で公開しています。

1面 事業者利益で超高層ビル  神宮外苑  計画の変更過程、明らかに

 スポーツ拠点整備とは名ばかりで、開発事業者と土地所有者に利益をもたらす方向に計画は変更された。その結果、貴重な樹木の伐採、歴史的景観が破壊される矛盾に直面することになった―。都が進める神宮外苑の再開発(新宿、渋谷、港区)をめぐって、多くの都民から「なぜ樹齢100年に及ぶ約1000本もの貴重な樹木を伐採するのか」など、疑問や批判が噴出しています。日本共産党都議団は都がまともな情報公開も都民への説明もしないまま強行する背景に、森喜朗元首相の深い関与があることを情報公開請求で明らかになった新事実をもとに迫りました。

共産党都議団が告発の会見

 神宮外苑の再開発計画の対象となる地域は、宗教法人の明治神宮や独立行政法人の日本スポーツ振興センター(JSC)が保有する約28ヘクタール。元は1926年に国民からの寄付金や献木、勤労奉仕によって創建され、国内初の風致地区に指定されました。強い規制によって開発から守られたことで、都心にありながら樹木が生い茂り、樹齢100年のイチョウ並木は今や外苑のシンボル的存在です。ところが再開発ではイチョウ並木の一部を含め、約1000本もの樹木が伐採・移植(70本)されます。

当初計画にない超高層ビル建設

 今回、共産党都議団の請求で開示された資料の一つは、2012年5月15日時点の再開発計画案で、これまで黒塗りだった部分が、初めて開示されました(図参照)。資料の左がそれにあたり、10年前当時、都が森元首相へ説明した「再整備のイメージ」図では、現行計画と同様に野球場とラグビー場の場所が入れ替わっていますが、超高層ビルをつくる計画はありませんでした。野球場の位置も、イチョウ並木からは離れた位置にあり、景観への影響も少ないように見えます。

 一方、14年の計画図(右)では、野球場の西隣の土地で、後に超高層ビルが計画される場所に「事務所ビル等」が設置され、野球場が大きくイチョウ並木に近寄ります。この時の計画ではスポーツ関連施設が設置されていましたが、現行計画では高層ビルと広場に変わっています。

 原田あきら都議は都庁で開いた記者会見(4月26日)で、2つの図を比較しながら、野球場がイチョウ並木ぎりぎりの位置に変更されたことについて、「イチョウ並木の景観より、超高層ビルや商業施設が優先されたことが明らかになった」と指摘。さらに、神宮外苑再開発が「スポーツ拠点整備」とは名ばかりで、都が主導し森氏が深く関与して、事業者の三井不動産や明治神宮に利益をもたらす方向に変更されてきたと主張。「結果として、樹木の伐採、歴史的景観の破壊など大きな矛盾に直面していることが明らかになった」と強調しました。

サブトラ計画消失謎の一端が解明

 国際的な競技大会を開くにも必要となるサブトラックの設置計画が、新国立競技場からいつ、なぜなくなったのか、共産党都議団が追及してきましたが、都からは理由が示されず、謎のままでした。

 原田都議は、その理由について「超高層ビルや商業施設をつくる『まちづくり』のために、新国立競技場に必要なサブトラックを設置する『空間余地』がなくなったからだ」と、イメージ図を示して主張。「ここでも恒久サブトラックより超高層ビルや商業施設が優先された」と告発しました。

森元首相の深い関与を裏付け

 都が森元首相に再開発計画のイメージ図をもとに説明した2012年当時、都民に対して都は何一つ説明していませんでした。資料は、そうした中で森氏には2012年5月に説明し、その案を2014年7月の新案の重要な基準とし、そのことを都の公文書にも公然と書いていたのです。

 原田都議は「驚くべきことだ」と述べ、新案についても森氏に面会・説明した可能性が高いと推測。再開発計画が森氏の意向重視で進められてきたことが、改めて浮き彫りになったと指摘しました。

 一方、今回開示された文書にも多くの不開示部分が残されており、共産党都議団は「引き続き再開発をめぐるブラックボックスの解明に全力を尽くすとともに、樹木伐採中止、再開発計画の中止・抜本的な見直しを都に求めていく」としています。

日本イコモスが代案 現在地建替で伐採2本に

 ユネスコの諮問機関の日本イコモス国内委員会は、神宮外苑再開発計画に対し、都市計画決定された内容を前提に代案を提案しました。同委員会は神宮外苑の景観を「20世紀初頭の都市美運動が結実したもの」と強調しています。

 代案はラグビー場を現在の場所に建て直し、移設に伴う伐採を減らします。イチョウ並木を含めた外苑内の車道を歩行者用通路に変え、新野球場を建設する位置を調整。試算では伐採2本、移植53本に抑えられるとしています。

国として指導を山添氏ら聞き取り

 日本共産党の山添拓参院議員は4月26日、地域住民や市民団体、原田あきら、尾崎あや子、原純子の各都議、関係地域区議らとともに、文部科学省と国土交通省から神宮外苑再開発について聞き取りしました。

 山添氏は計画について「スポーツ拠点をつくるために立派な建物をつくると言うが、昔から親しまれてきた施設と環境を壊すものだ。文科省として指導すべきだ」と強調。担当者は「意見を言える立場にない」と回答。原田都議は、独立行政法人の日本スポーツ振興センター(JSC)が秩父宮ラグビー場を所有しているとし、「国には法人の財産処分申請に対し認可権がある。申請書は受け取ったのか」と質問。担当者が「受け取っていない」と認めたのに対し、原田都議は「すでに工事が進んでいる」と、問題視しました。

 住民からは「新国立競技場は赤字を出している」「現在の施設を修復・活用する検討は行われたのか。再開発ありきの計画ではないか」などの意見が出されました。

大学生ら「伐採即中止を」外苑周辺で署名活動

 明治神宮外苑地区の再開発により約1000本の樹木伐採が計画されている問題で、大学1年生の楠本夏花さん(18)を中心とした若者らが伐採に反対する署名活動を進めています。

 楠本さんが署名活動を始めたのは、イタリアで通訳の仕事をしながら、自然保護の活動にも力を入れている叔母の影響。神宮外苑の再開発計画について知った叔母が伐採中止を求めるオンライン署名(Change.org)を立ち上げたことで楠本さんも問題の深刻さを認識。状況を「少しでも変えたい」という思いから、2月末から外苑前の並木道など街頭に立ち、1000本の樹木を守りたい思いを詰め込ん
だビラの配布や、計画の見直しを求める署名活動を続けています。

 署名活動には、気候変動対策を求める若者主体の集団「FridaysFor Future(FFF、未来のための金曜日)Japan」のメンバーも協力。計画に反対する声は広がっています。

 楠本さんは5月22日と6月5日に、外苑周辺で友人らとともに伐採の中止を求めるデモを計画。22日のデモには叔母の淳子さんも一時帰国し、参加する予定です。楠本さんは「協力してくれる人が多いほど、まだ再開発の計画を知らない人にアピールできる」と、署名への賛同やデモへの参加をSNS(ネット上の交流サイト)などで呼び掛けています。

神宮外苑の再開発計画
秩父宮ラグビー場(JSC所有)と神宮球場(明治神宮所有)の位置を交換、建て替えます。高さ190メートルと185メートルの超高層ビル2棟や商業施設を建設。学生野球が開催される神宮第2球場や市民が使用できる軟式野球場、ゴルフ練習場、フットサル場、テニス場は廃止されます。再開発の事業主体は三井不動産、伊藤忠商事、明治神宮、JSCの4者で、工事期間は2036年までの14年間を見込んでいます。近隣住民や専門家から歴史的景観の破壊や風害、騒音被害、交通渋滞など、環境破壊を心配する声が相次いでいます。3月には再開発見直しを求める5万人以上のネット署名が小池百合子知事に届けられなど、反対世論が大きく広がっています。

2面 9条と明日を守ろう憲法集会に1万千人

 憲法施行から75年を迎えた3日、江東区の有明防災公園で、大規模な集会としては3年ぶりとなる「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし憲法大集会」が開かれました。晴天の中、1万5千人(主催者発表)が集まり、「ウクライナ危機に乗じた改憲の動きを許すな」と声を上げました。

 主催5・3憲法集会の藤本泰成さん(平和フォーラム共同代表)は「ロシアの侵略には、何の道理もない。世界が一致して、ウクライナから直ちに撤退し、日常を回復するよう求める時だ」と強調。危機に乗じて、「敵基地攻撃能力の保有」や「核共有」の議論が出ていることを批判し、「今、必要なのは憲法9条にもとづく平和外交だ。日本国憲法の意義を問い直していこう」と呼びかけました。

 立憲民主党、日本共産党、社民党の各党代表がスピーチしました。志位和夫共産党委員長は、ロシアの侵略をめぐり「いま大切なことは、あれこれの『価値観』で世界を二分することではなく、『国連憲章を守れ』の一点で、国際世論が団結すること」と提起しました。

 自民党が敵基地攻撃能力の保有検討などの議論を進めていることに、「この道を進めば、とてつもない大軍拡が必要になる。消費税の大増税か、社会保障の大削減になるのは、火を見るよりも明らかだ」と告発。「日本を『軍事対軍事』の危険な道に引き込み、国民の暮らしを押しつぶす。こんな道はみんなで力を合わせて止めよう。日本がやるべきは、9条を生かして東アジアを戦争の心配のない平和な地域にする仕事だ」と強調しました。

 立憲民主党の奥野総一郎国対委員長代理は、「ウクライナ危機に乗じた改憲の動きは許されない。憲法9条こそ日本を守ることを正面から訴えていきたい。参院選で改憲勢力に3分の2を割らせるよう、野党で共同してたたかっていく」とあいさつしました。

 社民党の福島瑞穂党首は「政治の役割は、戦争をしないために、外交を含めて頑張ることだ」と呼びかけました。れいわ新選組の櫛渕万里衆院議員の秘書が紹介されました。

施行75 年で最大の危機

 各分野の市民がスピーチしました。
 大江京子弁護士は、憲法審査会について報告し、「施行から75年の記念の年に、憲法は最大の危機を迎えている。今こそ、私たちは憲法を与えられたものではなく、自らのものとしてつかみなおすことが求められる」と呼びかけました。

 ライターの小川たまかさんは、女性差別、女性蔑視の現状を自身の体験を交えて紹介し、「女性たちの声を響かせよう。それが憲法14条の法の下の平等の理念を守ること」と提起しました。

 ジャーナリストの竹信三恵子さんは「憲法9条は不戦の誓いであると同時に、国のお金を軍事ではなく、社会保障など私たちの生活のために使う構造をつくってきた。私たちの明日を守るために、9条をなくしてはならない」と訴えました。

3面 高輪築堤 遺跡と開発の共存こそ 考古学協会 保存と活用考えるシンポ

 JR東日本が進める高輪ゲートウェイ駅西側(港区)の大規模な再開発に伴う発掘調査で見つかった日本最初の鉄道遺構「高輪築堤」の保存と活用を考えるシンポジウムが4月16日、オンラインで開かれました。考古学協会の全国組織、日本考古学協会が主催しました。

 高輪築堤は1872(明治5)年の鉄道開業時、海上に線路を敷設するために築かれた構造物。2019年の品川駅改良時に石垣の一部が発見され、現在までにJR田町駅~品川駅間1.3キロにわたり、極めて良好な状態で確認されています。

 発掘調査で出土した約800メートルのうち、昨年9月に国史跡に指定された計120メートルは現地保存、信号機土台部を含む約30メートルは移築保存が決定。すでに約680メートルはほぼ解体されており、JR東日本が具体的な計画を示していない残り約500メートルの未発掘部分について、日本考古学協会などの関連学会が築堤の価値と重要性を国や自治体、事業者にアピールし、保存と活用を求めています。

 シンポジウムでは、日本考古学協会の辻秀人会長が開会あいさつ。「改めて高輪築堤の重要性を確認し、保存に向けて考えてほしい」と、参加者に訴えました。

 日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委員会の藤澤敦委員長が趣旨説明を行い、「一部が保存された以外、永遠に姿を消した」と非難。「知恵や技術を結集し、遺跡を保存しながら新たな街づくりに生かす方法を探りたい」と話しました。

 JR東日本が設置した「高輪築堤調査・保存等検討委員会」の委員長を務める早稲田大学の谷川章雄教授が基調講演。錦絵にも描かれている明治時代の風景、文明開化の象徴がそのままの様相で鉄道遺構らしい連続性を備えて残っており、「日本の近代史、鉄道史、土木史、産業史上において非常に重要な位置を占める」と強調。東京の近世から近代の地域史を考える上でも貴重な遺跡であることを論じました。

 パネルディスカッションで、同検討委員会の委員・鉄道史学会の老川慶喜氏は、市街地を避けて海上に鉄道を敷いた経緯を解説。品川駅につながる残存部分の調査が、海上築堤の構造を知る上で重要になると述べました。

 鉄道建設が社会経済史に及ぼした影響も紹介。中央集権的な国家建設の成立や対外貿易の発展、初詣の行事が生まれるなど、生活の変容を説明しました。

 日本イコモス国内委員会・産業考古学会元会長の伊藤孝氏は、今年1月28日に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に関わる諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」の本部(パリ)が、高輪築堤の破壊中止を求める「ヘリテージ・アラート(遺産危機警告)」を日本に初めて発出した意義を説明。築堤が取り返しのつかない危機に直面していることを、世界に広く周知させることが目的であり、築堤の解体は「国内外において最も遺憾な前例。将来に大きな禍根を残す」と強調しました。

 発言者らは残存部分の現地保存を訴えるとともに、都市開発と文化財の共存や調和の必要性についても議論を深めました。

4面 街角の小さな旅㉑ 国会議事堂と櫻田堀

 旧江戸城外桜田門から内堀・櫻田堀にそって三宅坂をゆるやかに上っていくと、国会議事堂が見えてきます。

 白亜の殿堂と呼ばれる議事堂の外壁は国内産の御影石(花崗岩)で装飾されており、2階以上に使われている「桜みかげ」と呼ばれる倉橋島産(広島県)の尾立石はほんのりとした桜色の色合いの肌が特徴で美しい装いを見せてくれます。

 議事堂の建設計画がはじめられたのが1886年。完成は1936年ですから、なんと建設に50年を要したことになります。その議事堂の建設にあたっては使用する石材すべてを国内産にすることが決められ、全国の石の産地の調査がおこなわれました。その結果、外まわり石材は3種の御影石、内装材に使われた大理石は37種に及び、「石材の博物館」と呼ばれました。

 そのなかでただ一つ「黄龍」と言う朝鮮産の大理石がありましたが、戦前の植民地支配のもとで国内産として扱われました。

 今日、国会は憲法によって「国権の最高機関」「国の唯一の立法機関」と定められていますが、議事堂が建設された明治憲法下では「天皇の立法権行使に対する協賛機関」であり、天皇制のもとでの一機関に過ぎなかったのです。

 国会議事堂の石材と議事堂建設に関わる出来事について詳しく紹介されている「議事堂の石」(新日本出版社)のなかで、元日本共産党衆議院議員の工藤晃さんは、議事堂が竣工した1936年について、「日中戦争の前夜であり、二・二六事件が起き、日独伊防共協定が調印された。メーデーが禁止された」と指摘されています。「国権の最高機関」としての今日の国会には憲法と平和を守る責務が課せられています。

国会前庭

 議事堂の前に国会前庭があります。南庭は池や滝、東屋などが配された回遊式庭園。北庭には憲政記念館(現在リニューアル工事中)があり、庭園には憲政記念館の前身、尾崎記念会館建設を記念して建てられた三権分立を象徴する三面塔星型の時計塔がそびえています。

 また、全国の土地の標高を決める基準となる「日本水準原点」があり、「日本水準原点標庫」とともに国の重要文化財に指定されています。

国立国会図書館

 「国会活動の補佐」を使命とする国会図書館は国会の横にあり、国立国会図書館法で「真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設事堂建設に関わる出来事について詳しく紹介されている「議事堂の石」(新日本出版社)のなかで、元日本共産党衆議院議員の工藤晃さんは、議事堂が竣工した1936年に立される」とうたわれています。国内出版物の収集は納本制度を基本としており、誰でも収蔵されている図書を閲覧し、写しを得られます。国立劇場

 国会図書館から半蔵門に向かって下っていくと国立劇場があります。劇場には歌舞伎や日本舞踊などが上演される大劇場と文楽、邦楽、民俗芸能などが演じられる小劇場。裏手には落語・漫才などが演じられる国立演芸場と伝統芸能情報館があります。大劇場では5月14日から23日まで前進座の五世河原崎
国太郎三十三回忌追善「杜かきつばたいろもえどぞめ若艶色紫―お六と願哲―」が上演されていま
す。

日本カメラ博物館

 半蔵門を右手に見てイギリス大使館の裏に、日本のカメラの発展の歴史を系統的に展示している日本カメラ博物館があります。1839年に世界で最初に市販された「ジルー・ダゲレオタイプカメラ」や一世を風靡したライカなどの貴重なコレクション約300点を常設展示。くわえてベトナム戦争で撮影した「安全への逃避」でピュリツァー賞、世界報道写真展大賞などを受賞した報道写真家・沢田教一展示コーナーがあります。

 隣接のJCIIフォトサロンでは、同サロン収蔵品展「沖縄―アメリカ世(ゆー)」が5月29日まで開催されています。(末延渥史)

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