
15日の予算委員会。文化庁のコロナ支援策(文化芸術活動継続支援事業)について、審査中で残っていた8千件のうち6千件を一気に不交付にしたと認めた萩生田光一文科大臣。「不交付」を「交付」と言い間違え、「あ、逆?」と笑いました。大臣たちが笑ったのはそこだけじゃありません。申請取り下げ件数が4千件を超えているという答弁の時もニヤニヤと笑っていました。
なぜ?笑えるのか?
慣れない申請。迫る本番。なのに連絡が来ない。泣く泣く申請を取り下げた方々の数です。公演への支援なので、支援をあてにして既に100万単位で経費を支払った後、不交付が決定したことで大赤字になった方もいます。一人ひとりの申請者の苦境を思うと、決して笑える話ではありません。そもそも、日々の生活さえ苦しい文化芸術関係者。「なにか一芸をしないとお金は出さない」という政府の姿勢を変えてほしいというのが現場の声です。
文化芸術支援だけではなく、「1日一食」「空腹を寝てごまかしている」という困窮学生に対する支援を求めた時も冷たい答弁。
菅政権は、コロナ危機で追い詰められている人々を救う気がない。痛感しました。
同時に、変える希望はあります。何より強いのは現場の声。
22日の文教委員会で、文化支援が不交付で大赤字になった方の声や事務局の不備を実例を示して迫り、「遡及してでも救済」という大臣答弁を引き出すことができました。諦めない声が政治を変える力。産休明けの国会での確信です。(参院議員・東京選挙区選出)
東京民報2025年1月26日号より



















