〈一分 2021年6月13日号〉「今の状況でやるというのは普通はない」ー新型コロナの感染拡大が続くなかで…

 「今の状況でやるというのは普通はない」ー新型コロナの感染拡大が続くなかでの五輪開催の是非について、日本共産党の宮本徹衆院議員に問われた際の、尾身茂・政府対策分科会会長の答えです▼専門家として当然ですが、田村憲久厚労相は「自主的な研究の成果の発表」と、尾身氏の個人的見解にすり替えるかのように発言。野党各党は、五輪開催のリスクの分析を対策分科会に諮問するよう求めています。菅首相は7日の参院決算委員会で、「命と健康が守られなければ五輪を実施しないのが当然」と述べつつ、判断基準は示さず、「分科会は感染状況について対応するところ」と諮問の求めにも応じませんでした▼無責任な姿勢は、都議会与党も同様です。7日閉会の都議会では、東京五輪の中止を求める陳情が、都民ファースト、自民、公明、維新の各党などの多数で不採択になりました。「無観客開催や再延期などあらゆる可能性を想定」(都ファ)、「関係者がワンチームとなり、最後の総仕上げを」(自民)など、この段階でもはっきり中止を打ち出さず、開催準備に固執しています▼新たな変異株の流入や、医療体制のひっ迫が続く新型コロナ感染拡大。「五輪は中止しコロナ対策にこそ集中を」は、都議選の大争点です。

    東京民報2021年6月9日より

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