〈一分 2021年7月18日号〉「日本軍の戦略オプションは米軍に比べて相対的に狭くなる傾向にあった」…

 「日本軍の戦略オプションは米軍に比べて相対的に狭くなる傾向にあった」「戦略オプションが狭いということは、一つの作戦計画の重要な前提が成り立たなかったり、変化した場合の対応計画を軽視した点にも現れている」ー小池百合子都知事も、しばしば「座右の書」にあげるロングセラー『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』からの引用です▼日本軍が犯した組織論的な失敗を分析し、教訓を引き出そうという同書。変異株の急激な広がりと四度目の緊急事態宣言で「重要な前提」が崩れても、無観客という「狭い戦略オプション」に頼って、開催中止の抜本的な「対応計画」に目を向けず、五輪強行に突き進むー皮肉なことに上記の言葉は、小池知事の姿勢にそのまま当てはまります▼国や都、国際オリンピック委員会が固執する五輪開催ですが、世論の審判ははっきりとしています。4日投開票の都議選では、五輪の中止や延期を掲げた日本共産党と立憲民主党がそれぞれ、議席を伸ばしました▼開会が迫っても、NHKなどの世論調査で、政府の説明する開催の意義に「納得しない」は6割を超えています。世界的パンデミックのもとでの五輪という無謀な賭けで、多くの人命を危険にさらすことは許されません。

    東京民報2021年7月18日より

関連記事

最近の記事

  1. 20歳人口 11万3千人過去最少  2026年の東京都の20歳人口(2005年生まれ)は11…
  2.  日本共産党都委員会と都議団、区市町村議員団は1月15日、高すぎる国民健康保険料を引き下げるための…
  3.  東京都労働委員会(都労委)は15日、JAL被解雇者労働組合(JHU)が申し立てていたJALに対し…
  4.  「なぜいま総選挙?」―この間、新年会などで会う人みんなが口々に怒りの声をあげています。  …
  5.  高市早苗首相による台湾有事をめぐる「存立危機事態」発言の撤回を求める宣伝行動が14日、首相官邸前…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2021年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る