「バブルの内外に人が出入りして、すでに泡は破れているのではないか」ー感染対策の不備に心配の声が相次ぎました▼23日に開会式を迎える東京五輪。選手や関係者を送迎するバスの乗員として、全国から集められた運転手が、国の研修施設などに宿泊させられ、トイレや洗面所も多くの人と共用になったり、外に食事を買いに行かざるを得ないなど、感染対策が不十分だと指摘されていることに関して、日本共産党の山添拓参院議員らが求めた国からのレク(16日)でのことです▼五輪関係者は、移動を専用の交通機関にするなど、泡で包むように一般の国民との接触を避けることで、コロナ感染の広がりを防ぐのが、政府のいう「バブル方式」です。先のバス運転手の他にも、関係者が到着する空港で一般客と接触したり、宿泊中に外部に出られるなど、バブルの破れや不備の懸念が数々出ています▼選手や大会関係者からは、開幕の前からすでに、コロナ陽性者の発覚が相次ぎました。足元の東京の状況も、新規感染者が千人を超える日が続き、深刻さを増しています▼世界中から人が集まる五輪によって、東京は世界の新たな感染爆発の震源地になる可能性が指摘されます。命を守る政治の役割は「今からでも五輪中止」です。
東京民報2021年7月25日より









