菅首相、政権を投げ出し 政権交代で「何より命」に〈9月12日号より〉

 菅義偉首相は3日、自民党の臨時役員会で、任期満了に伴う同党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しないと表明しました。昨年9月16日に「安倍政治の継承」を掲げて就任した菅首相は、約1年で政権を投げ出す結果になりました。

 新型コロナ対応の無為無策、東京五輪強行などによって、内閣支持率が大幅に落ち込むなかでの退陣表明です。4月の国政3補選、7月の都議選、8月の首相地元の横浜市長選などの選挙結果を受けて、自民党内の「菅離れ」が加速していました。

 菅首相の退陣表明があった3日の夕方、三鷹駅前では、日本共産党の街頭演説で笠井亮衆院議員(比例東京ブロック予定候補)が訴えました。

菅首相の不出馬表明の直後、「なにより、いのち」の新しいポスターを示し、政権交代の実現を訴える笠井氏=3日、三鷹駅前

 「菅首相辞任へ」と大見出しの「号外ビラ」や、辞任を伝えるプラスターが道行く人の注目を集めました。

 笠井氏は「国民の怨嗟えんさの声に追いつめられた政権投げ出しです。しかし、菅さん一人の問題ではない。安倍・菅政治の9年間の破たんです。自民党というコップの中の争いではなく、総選挙での政権交代こそ必要だ」と、力強く訴え。「なにより、いのち。ぶれずに、つらぬく」という新しいポスターを示し、「命ないがしろの政治を変えよう」と呼びかけました。

 立ち止まって聞いていた武蔵野市の男性(78)は、「菅さんの辞任は敵前逃亡だ。責任を無視した政治をどうにかしてほしい」と憤っていました。

(東京民報2021年9月12日号より)

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