「誰のための再編計画か」 練馬区 美術館再整備めぐり集い〈2023年4月2日号〉

 今年で31回目を迎えた「何よりも人と自然を大切にする練馬区をめざす区民集会実行委員会」主催の「まちづくり分科会」が3月25日、開かれ、前川燿男区長の進める区立美術館の再整備計画をまちづくりの視点で考えました。地域の労働組合と住民による地方自治研究は全国的にもまれな取り組みです。

美術館の再整備計画をめぐり話し合った集会=3月25日、練馬区

街づくりに区民の意見を

 和光大学教授の山本由美さんが基調講演。練馬区立美術館を考える会、中村・貫井地域の公共施設を考える会、貫井図書館利用者の会の代表者が講演しました。

 区立美術館は西武池袋線中村橋駅から徒歩3分ほどの旧ニチバン工場跡地に整備され、1985年に開館。1階には区立貫井図書館、近くには区立施設サンライフ練馬、小学校、区民センターが隣接しています。

 貫井図書館は区立図書館を求める区民の運動で開館した、区内で二番目に利用者の多い図書館。外国籍も含めた子どもたちへの読み聞かせなど、資料本の貸し出しにとどまらない地域住民の学習権を保障しています。

 サンライフ練馬は体育室、トレーニング室、和室、会議室などのほか職業相談室などがあり、幅広い年齢層が利用しています。

 敷地横にある美術の森緑地は、園庭のない保育園児や放課後の小中学生、高齢者にとって憩いの場です。

 年間利用者は区立美術館8万人、図書館56万人、サンライフ練馬13万人、緑地は32万人。敷地全体が社会教育のエリアとして形成されています。(地図)

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