〈一分 7月30日号〉自衛隊の幹部を育成する防衛大学校の現役教員が、同校の教育の改革を訴えた告発が話題を呼んでいます…

 自衛隊の幹部を育成する防衛大学校の現役教員が、同校の教育の改革を訴えた告発が話題を呼んでいます▼防衛大学校で教授を務める等松春夫氏が、『危機に瀕する防衛大学校の教育』と題する論考を発表し、6月末に「集英社オンライン」のインタビューを受けて、同校の問題点を指摘しました。7月14日には、防衛大学校の久保文明校長が同校ホームページに所感を公表し、「議論の一部は推測に基づいていると感じられる。本校の名誉を大いに傷つけた」と反論しました▼等松氏は論考やインタビューで、同校での中途退学や自衛隊の任務に就かずに卒業する任官辞退の多さを指摘し、「優秀で使命感の強い学生ほど防衛大学校の教育の現状に失望して辞めていく傾向が強い」と述べています▼自衛隊内で問題を起こした人物が、都合の良い異動先として防衛大学校の教員になる場合も多く、資質の足りない教員が、安易に外部の「怪しい右翼系論客」を呼んで授業中に講演させるなどしていることにも苦言を呈しています▼防衛大学校では、過去に集団的に凄惨ないじめが行われていたことが発覚したこともあります。隊内でのハラスメント問題も相次ぐ自衛隊。幹部育成の教育機関のあり方にも、深いメスを入れる必要があります。

 東京民報2023年7月30日号より

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