横田基地 オスプレイが飛行再開 共産党「都民の頭上飛ぶな」〈2024年7月14日号〉

防衛省の担当者に抗議文を手渡す(左から)宮本、山添の各氏と関口えり子あきる野市議=3日、千代田区

 米軍横田基地の空軍特殊作戦機CV22オスプレイが2日、無通告で飛行を再開しました。日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員、和泉なおみ都議と地方議員は3日、近隣自治体の住民とともに防衛省に抗議し、飛行中止を求めました。

 昨年11月29日に鹿児島県屋久島沖で墜落して以降、同基地での飛行は初めて。今年3月に米海兵隊のMV22オスプレイが飛行再開した後も、墜落事故を起こした機体と同じCV22は飛行していませんでした。

 飛行再開にあたって、米軍や防衛省から地元自治体への連絡はありませんでした。防衛省の説明では、2日午前11時ごろに離陸した機体が、基地の外を飛行後、着陸したといいます。日本共産党のあきる野市議団が、同市役所の上空を飛ぶ姿を確認しています。

 申し入れの冒頭、同市議団が防衛相あての抗議文を手渡しました。抗議文は、あきる野市も、今年3月の飛行再開の情報提供を受けて、「説明がないままの飛行再開は到底許しがたい」として、具体的で丁寧な説明を求めていたことを指摘。通告もないままの今回の飛行は、「自治体と市民の軽視に他ならない」として、オスプレイの飛行停止を求めています。

 宮本氏、山添氏らは、アメリカ議会の下院公聴会で、米海軍幹部が、オスプレイは危険性を減らすために、飛行に制限がかけられており、それを解除する基準を満たすには2025年中頃まではかかると証言したことを指摘。「米軍自身、危険性があると認めているのに、都民の頭上を飛ぶなど、とんでもない」「11月の墜落事故の原因と経緯すら、地元自治体や住民に説明していないのに、なぜ日本政府は飛行を認めるのか」など、飛行中止を米軍に求めるよう要請しました。

 横田基地のオスプレイをめぐっては、8日にも飛行が目撃されています。

東京民報2024年7月14日号より

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