総選挙が始まりました▼大きな焦点が、自民党の裏金問題です。自民党の各派閥が、パーティー券のキックバックで裏金づくりをしていたという「組織的犯罪」です。それでも、石破新総裁を含め、自民党は、いつから誰の指示で裏金づくりが始まったかや、つくられた裏金が何にどう使われたのかといった真相解明に背を向けたままです▼裏金づくりの大元には企業団体献金に、パーティー券購入という抜け穴が作られていることがあります。企業団体献金を全面禁止することが、裏金づくりの根を断つことにもつながりますが、これも自民党は後ろ向きです▼11日には、日本被爆者団体協議会(日本被団協)が、ノーベル平和賞を受賞するといううれしいニュースが届きました。長年、被爆者が核兵器の非人道性を訴え、核を戦争で使わせない力となってきたことが評価されました。日本の核兵器禁止条約への参加の後押しとなるべき出来事にも、石破氏は「核抑止力」論に固執しています▼1日の石破首相就任から、わずか4週足らずの短期決戦となった衆院選。暮らしの支援でも、経済の再生でも、教育や社会保障のあり方でも、平和や核の問題でも、政治の転換の方向を示せない自民党政治を変えるのは、有権者の一票の力です。
東京民報2024年10月20日号より



















