マイナ保険証への切り替えを促そうと、国が現行の健康保険証の新規発行を停止する12月2日が目前です▼国や保険者の責任ですべての国民に届く現在の健康保険証は、誰もが必要な医療に大きな負担なくアクセスできる国民皆保険制度を支えてきました。日本で国民皆保険が実現したのは、1961年。それまでは、国民の三分の一にあたる3千万人が、無保険の状態に置かれていたともいわれます▼健康保険証の新規発行停止を目前に、全国保険医団体連合会(保団連)がユーチューブに公開した動画「マイナカード作る前に知りたかったコト」が再生数を伸ばしています▼3分間にまとめられた動画は、現行の健康保険証は2日以降も最長1年の有効期限の範囲内でまだまだ使えること、期限が切れた後も「健康保険証の双子」のような資格確認書が届き、それを使えば安心して受診できることを解説。マイナ保険証の登録をしている場合も、登録解除の手続きをすれば、資格確認書を受け取れるようになることも、手続きの詳細を含めて紹介しています▼マイナ保険証は、現在もトラブルが続出しており、利用率も15%にとどまります。長年、作り上げてきた現行の健康保険証の仕組みを存続することこそ、安心の医療を守る道です。
東京民報2024年12月1日号より









