初づくし2025年〈2024年12月29日・2025年1月5日合併号〉

正月に
だけは家族の
揃ひけり     稲畑汀子

 年の干支は乙巳きのとみ。縁起の置物はたつからヘビに変わりますが、もともとは古代中国の暦に由来するもので物事の順序や番号を示す「十干じつかん」と、現在は動物に模されていますが本来は農作物の成長の過程を十二段階で表して農作物を育てる際の季節の目安として使われた「十二支じゅうにし」を組み合わせてできたもの。「巳」は前年の辰年に姿・形をととのえた草木が成長を遂げ、あらたな生命が宿されはじめる時期を意味しています。

 激動の時代。憲法がすみずみに活きるあらたな政治の胎動を。

初日の出

 東京の初日の出は六時五一分。〈海の日の出〉東京タワー、葛西臨海公園、羽田空港、〈平野の日の出〉都立武蔵野の森公園、〈山頂の日の出〉高尾山、御岳山。地元の身近なビューポイントでもご来光を。

旧大名庭園で初春を寿ぐ

〈二~三日〉

六義園

 江戸の二大庭園に数えられた名庭園。「着物でお正月」、ご利益花壇や吹上茶屋でお抹茶。(地下鉄駒込駅)

小石川後楽園

 水戸光圀が手がけた名園。羽根つきやけん玉など、懐かしい正月遊び。(JR飯田橋駅)

浜離宮恩賜公園

 徳川将軍家の御鷹場。新春の空に鷹が舞う!放鷹術の実演と獅子舞、お楽しみ広場。(地下鉄汐留駅)

春の七草を楽しむ

向島百花園(四~七日)

 江戸期、文人墨客でにぎわった名園。「ジャンボ七草籠」など春の七草を展示。(東武線東向島駅)

神代植物公園(二~五日)

 新春ならではの植物展示。新春コンサート(彩豊かな尺八と箏の共演と津軽三味線合奏による邦楽演奏会)。(バス・深大寺植物園)

初舞台を楽しむ

歌舞伎座(銀座)

 壽 初春大歌舞伎 (昼の部)「寿曽我対面」「陰陽師」「玩辞楼十二曲の内 封印切」(夜の部)「熊谷陣屋」「二人椀久」「大富豪同心」(二日~二六日)

新橋演舞場(銀座)

 初春大歌舞伎 「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」(三日~二六日)

笑う門には福来たる

鈴本演芸場(上野広小路)

 正月初席「吉例落語協会初顔見世公演」(一日~一〇日)柳家さん喬(一部)、古今亭菊之丞(二部)、柳家三三(三部)がトリを努めます。(〇三・三八三四・五九〇六)

浅草演芸ホール(浅草)

 新春!お笑い名人寄席。初席(一日~一〇日)のトリは、林家木久扇(一部)、春風亭小朝(二部)、林家正蔵(三部)、柳家さん喬(四部)。(〇三・三八四一・六五四五)

新宿末廣亭(新宿三丁目)

 雑踏の裏に笑いあり。正月初席(一日~一〇日)トリは春風亭昇太(一部)、神田松鯉(二部)、桂竹丸(三部)。(〇三・三三五一・二九七四)

池袋演芸場(池袋西口)

 正月初席(一日~一〇日)三遊亭遊三(一部)、三遊亭小遊三(二部)、三笑亭茶楽(三部)のトリなど。(〇三・三九七一・四五四五)

生の伴奏で歌い初め

歌声喫茶ともしび(高田馬場)

 歌の楽しさをみんなで共有(四日から通常営業)。(〇三・六二三三・八三八一)

東京民報2024年12月29日・2025年1月5日合併号より

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