石丸氏新党結成で会見 「政策・公約なし」〈2025年1月26日号〉

 前安芸高田市長(広島県)の石丸伸二氏(42)が15日、記者会見を開き、今夏の都議選に向けて地域政党「再生の道」の設立を発表しました。全42選挙区(総定数127)への候補者擁立を目指すとしました。党設立の目的に「日本の再生」を挙げた一方、「党として実現する政策は出さない」、政策は公募する候補者の「良識、判断能力に任せたい」と語りました。

 石丸氏自身は代表となり、都議選には立候補しないと表明。都議選当選者は2期8年までと任期を制限。党としての公約は掲げず、議会採決などでは討議拘束はかけないとしました。さらに候補者が別の国政政党に所属しても構わないとの考えも示しました。

 新党設立の記者会見は当初、都庁記者クラブ会見室で開く予定でしたが、開催2日前に会場を都内の貸し会議室に変更。参加者を都庁記者クラブ加盟社のほか出版社、ユーチューブ番組など登録者100万人相当の媒体に限られ、フリー記者らは「許可制」にされ、批判を招きました。

田村共産党委員長「政党といえない」

 日本共産党の田村智子委員長は16日の記者会見で、石丸氏が「政治屋を一掃したい」と発言したことに触れ、「とにかく議員になりたいという政治屋集団をつくりかねない」と批判しました。

 田村氏は“石丸新党”について「政策がない。そして政党として都議選に向けて『東京都のここが問題で変える』という理念もない。これが政党と言えるのでしょうか、というのが率直な感想です。これは政党とは言えないですよね」と厳しく指摘しました。

 石丸氏が新党設立の意義として「政治屋を一掃していきたい」と強調したことについて、「政治屋の一掃と言われましたけれど、それは議員になりたいという政治屋集団を作りかねないのではないでしょうか。政治を変えてほしいという都民の願いには応えられないだろうなと思います」と語りました。

東京民報2025年1月26日号より

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