裏金の使途で虚偽の疑い 都議会政倫検 自民元幹事長を聴取〈2025年5月11日号〉
- 2025/5/11
- 政治とカネ
「都議会自民党」の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受けて設置された都議会政治倫理条例検討委員会は4月23日、裏金づくりが行われた2019年のパーティー開催当時の幹事長だった鈴木章浩都議を参考人招致し、意見聴取しました。小宮安里都議に続く2人目です。
鈴木氏は同年のパーティー券収入のうち132万円を「中抜き」し、自身の収支報告書に記載していませんでした。鈴木氏は、裏金132万円について「1円も使わず、政党支部の口座で管理してある」と説明。この発言が虚偽である疑いが、日本共産党の白石たみお都議の追及で濃厚になりました。

同氏の公式ホームページ(HP)のブログ(1月25日付)では、裏金を巡る収支報告書の訂正について「政治資金パーティーによる収入であり、政治活動の原資と考えていたため、上記の2の①(政治資金)として使わせていただきました」と説明しています。
白石都議は「公式サイトで支出したと自ら説明しているのに、この場で『1円も使っていない』という(説明)は通らない」と指摘。口座の入出金記録や領収書、会計帳簿を提出するよう求めました。
鈴木氏は「政治活動として使っていない」としながら銀行口座の入出金記録の提出については「個人情報もあるので難しい」と難色を示しました。白石都議が「個人名を黒塗りにすれば出せるか」との追及に、鈴木氏は「できるかできないかを含め検討する」と述べるにとどめました。
鈴木氏は所属議員にパーティー券収入の「中抜き」を指示した経緯について、「以前からの慣行」とし、不記載の認識は「なかった」と答弁しました。
ところが鈴木氏のブログでは、パーティー券のノルマ超過分の扱いについて「会計責任者へ確認したところ」「都議会自民党において記載しない分であるとのことだったので、私の政党支部においても記載しないという対応」としたと記述しています。












