〈一分 2025年5月11日号〉二人の元幹事長は、核心部分で「知らない」「わからない」を繰り返したものの、そのなかでもさまざまな証言の矛盾が明らかになっています。…

 都議選が告示される6月13日、投票日の6月22日まで1カ月に迫っています▼物価高など暮らしの困難に悲鳴が上がる中、批判の声が止まないのが、自民党の裏金問題です。都議会の特別委員会は、二度にわたって、自民党の元幹事長を参考人招致しました。二人の元幹事長は、核心部分で「知らない」「わからない」を繰り返したものの、そのなかでもさまざまな証言の矛盾が明らかになっています。一部の会派から、裏金問題の解明は難しいとの声が出されているのに対し、日本共産党都議団の白石たみお政調会長は同委員会で「(自民党が)銀行の入出金など、きちんと記録を出せばわかる。真相解明が最優先だ」と提起しました▼その自民党は、都議選で公認候補を大幅に絞って守りの選挙に徹そうとしています。他方で、国民民主党や再生の道といった新たに議席を狙う勢力など、多くの選挙区で多数乱立の激戦が予想されています▼1989年の社会党ブーム、2001年の小泉旋風、2013年の旧民主党への失望の広がりのなかでの自民党の復調と共産党躍進など、その後の政治の流れを左右してきた、12年に一度の都議選、参院選の連続選挙。消費税の5%減税をはじめ、暮らしを守る政治を生み出す都議選、参院選に。

    東京民報2025年5月11日号より

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