横田基地PFAS 「説明ない米軍に抗議を」 監査報告書めぐり聞き取り〈2025年6月8日号〉

 米軍横田基地で人体に有害な有機フッ素化合物(PFAS)を高濃度に含んだ水が漏出した問題で、日本共産党の山添拓参院議員、同都議団、周辺自治体の議員団らは5月29日、住民とともに防衛、環境、外務の3省から聞き取りを行いました。尾崎あや子、アオヤギ有希子の両都議、田中とも子都議予定候補が参加しました。

省庁からの聞き取りに参加した山添氏と地方議員ら=5月29日、千代田区

 国と関係自治体が5月14日に環境補足協定に基づく同基地への立ち入り調査をした件と、4月末に米国防総省の監査報告書が公表され、同基地でPFASを含む水が軍の指針に反して保管されていたことなどが指摘された件について、問題をただしました。

 立ち入り調査は、昨年8月の豪雨で、貯水池のPFASを含んだ水があふれ、排水路を通じて基地外に漏出した件に関するものです。米軍は残っている水を粒状活性炭フィルターで浄化したうえで、雨水排水路を通じて放流する方針を示しており、フィルターで浄化した水を採取して、濃度をサンプル調査しました。

 防衛省の担当者は、米軍が2基のフィルターを接続し、水を通すことで浄化すると説明。サンプル用の水は、2基を通った後で採取し、国、東京都、米国がそれぞれ濃度を検査するとしました。

 周辺の自治体の議員からは、立ち入りの日程が前日に連絡され、幹部職員が出席できなかった自治体もあったことや、効果を確かめるための調査にもかかわらず、浄化後の水を測定しただけで、当日の浄化前の水を測定していないことへの批判が出されました。

確認中と繰り返し

 聞き取りでは、4月末に米国防総省が公表した監査報告書の問題もただしました。同報告書では、横田基地で23年1月にPFASを含む水が漏出した際、在日米軍の指針に反して立ち入り制限のない管理区域に保管していたことや、猛毒のポリ塩化ビフェニール(PCB)が、指針に従わずに処分されていたことを指摘しています。

 報告書の内容について、防衛省の担当者は、「米軍に確認中」と繰り返しました。

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