臨港消防署 人命救助で消防総監感謝状 「勇気ある行動、命を守る」〈2025年6月15日号〉

 東京消防庁臨港消防署(中央区)で5月30日、消防総監感謝状贈呈式が行われ1団体6人の救助活動に対し、大滝英一署長が感謝状を手渡しました。

 今年4月4日、同区の晴海トリトンスクエア内で心肺停止に陥った人を三井住友アセットメント社、日本カストディ銀行勤務の人らが発見し、救助活動を開始。連絡を受けた同建物の常駐警備をしているセントラル警備保障勤務の警備員らが救急バッグなどを手に駆けつけ、AED(自動体外式除細動器)や胸骨圧迫(心臓マッサージ)などを引き継いで行うとともに、入居する医療機関の医療スタッフと連携して救急隊に引き渡したというもの。傷病者は無事回復しています。

6人の個人受賞者と臨港消防署長ら=5月30日、中央区

 大滝署長は受賞者らに「勇気ある行動に感謝しています。人命を救うためには早期に処置を行う必要がありますが、救急車が現場に到着するまで、どうしても時間がかかります。このような協力があってこそ尊い命を守ることができました」と感謝の言葉をかけました。

 受賞した警備員らは日頃から業務として上級救命講習を受けており、会社は「知識と技術が大いに生かされた。日頃から職員間でコミュニケーションが取れているためスピーディかつ臨機応変に対応できた」とコメントしています。

 救命に当たった坂本晃敏警備員は「ためらうこと無く行動する」ことの大切さを語りました。

 東京消防庁では心肺蘇生やAEDの使用方法、ケガの手当てなどの応急措置を学ぶ救命講座を、消防署などで個人・事業所向けに行なっています。正しい知識と技術を身につける事が、「いざという時」に命を守ることにつながるとして受講を呼びかけています。(詳細はホームページ)

東京民報2025年6月15日号より

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