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参院選 空前の政党対決、最終盤へ 共産党「3人5人と支持広げて」 吉良よし子候補 当落線上で大激戦・大接戦〈2025年7月20日号〉
- 2025/7/16
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「参院でも自公を少数に」を最大の焦点にたたかわれる参院選(20日投開票)は、自公の過半数割れの可能性が現実味を帯びるもとで、文字通り一票を争う大激戦のまま、最終盤を迎えます。
比例代表(改選50議席)は各党が総力をあげた空前の政党対決の様相で、過去の結果からも僅差で当落が決まる可能性があります。日本共産党は東京100万票、全国650万票の獲得で目標の5議席を目指していますが、まだ目標までに距離があるとして、「3人、5人、10人と支持の輪を広げてほしい」と訴えています。
東京選挙区(改選6、任期3年の補欠選挙1)では吉良よし子候補が多くの有力候補と当落線上で大激戦・大接戦のたたかいを繰り広げています。日本共産党は「他党から『吉良候補は大丈夫』という論が意図的に広められ、票の削り込みが狙われているが、現状は大丈夫が成り立つ余地はまったくない。痛みに寄りそい、声を届ける宝の議席を守り抜くために、投票箱のふたが閉まるまで支持を広げ抜いてほしい」と呼びかけています。

ラストサンデー 吉良候補駆ける
ラストサンデーとなった13日、吉良候補は山添拓参院議員とともに買い物客で賑わう繁華街を駆け巡りました。銀座4丁目交差点でマイクを握った吉良候補は「あなたのこの苦しみを取り除く政治を実現するまで絶対にあきらめません。あなたの1票で日本共産党の吉良よし子を3度国会へ押し上げてください。比例は日本共産党と広げてください」と熱く訴えました。
吉良候補は照りつける日差しの中で演説を聞いている聴衆に、水分補給など体調管理に気をつけるよう気遣った上で、「7月も前半から、うだるような暑さが続く異常気象、気候危機を本気で止めていく政治を求める選挙にしていこう」と呼びかけました。
吉良候補は就職氷河期世代の経験から、痛みに寄り添う政治を行ってきたと述べ、若者を使い潰す「ブラック企業」の名前公表や、全国の自治体で広がる給付型奨学金制度の実現など、具体的な成果を挙げました。
大学入学金の二重払い問題について、文部科学省に改善を求める通知を出させたことを紹介。その上で高すぎる大学学費の値下げ、入学金制度の廃止、奨学金の半額減免、義務教育における学用品の無償化などを目指すと述べました。また「3人産まないと教育無償化しない」など、産むことを押しつける政府の方針を批判。子どもを産むかどうかは個人の自由であり、1人目から教育・子育て支援をすべきだと主張しました。











