デマと差別の蔓延許さない 著名人がアピールを公表〈2025年8月3日号〉

 「排外主義の矛先が、やがては国民に向けられたことは戦前の歴史からも明らかです」―7月28日、広範囲な著名人が記者会見を開き“デマと差別が蔓延まんえんする社会を許しません”と題したアピールを公表しました。会見には発起人の太田啓子弁護士、呼びかけ人の畠山澄子氏(ピースボート共同代表)、松尾潔氏(音楽プロデューサー)が参加。アピール公表の経緯や今後の活動とともに、それぞれの思いを語りました。

「日本人ファーストという言葉を子どもに聞かせたくない。夏休み中に消えて欲しいと願う」と話す(右から)太田氏、畠山氏、松尾氏=7月28日、千代田区

 同アピールは日本社会に外国人、外国にルーツのある人を敵視する排外主義が拡大していることに憂慮を表明し、先の参院選では選挙運動を利用した外国人排斥論を打ち出す候補者や支持者が目立ち、「違法外国人ゼロ」や「外国人優遇政策の見直し」など、複数の政党が排外主義を競うような状況下にあったと指摘。外国籍や外国にルーツのある人らが恐怖を感じている現状も告発しています。

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