違法タクシー 実態把握と巡回の強化を 山添・吉良氏が聞き取り〈2025年9月14日号〉

 羽田空港や観光地などにおけるタクシーやハイヤーの違法な客引きや、営業ナンバーを持たないタクシー(白タク)の問題について5日、山添拓・吉良よし子両参院議員は全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)とともに国土交通省、警察庁に聞き取りを行いました。参加者は▽前述の違法状態や事業者の名義貸しの実態や認識▽都内繁華街や全国での実態▽(この問題について、自交総連が要請を提出済みの)違法行為の取り締まり・規制の対応について―などを、中心に説明を求めました。

国交省、警察庁の厳格な対応をただす山添、吉良両参院議員=5日、千代田区

 緑の営業ナンバーは国交省による一定の条件を満たさないと取得できません。基本的に営業用の二種免許の保持者5人以外に運行管理者の有資格者が必要になり、車両整備、保険の加入などが厳格になされています。一方で白タクは自家用車ナンバーでの運行が主であり、事故の際の保険の適用外、運転手の身元の欠如などで補償が受けられないことが大きな問題となっています。

 最近では緑ナンバーでも、そもそも法律で禁止されている空港施設内の客引きも横行。インバウンド観光客狙いで6000円程度の運賃で行ける都心に、3万円を前金で要求する“ぼったくり問題”も頻発しています。また、身障者専用停車スペースに二列などで車両を放置した状態で客引きを行うことも含め、深刻な社会問題化しています。注意をした自交総連の組合員が脅迫や暴行を受けそうになった事態も起きています。

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