【読書 今月の本棚と話題】奥深い図書館の楽しみ方 『読書を最高のエンターテインメントに―本が大好きになる図書館の使い方』 つのだ由美こ 著〈2025年10月19日号〉

 謎と知識が詰まっている!ラブストーリーの宝庫!本は私を助けてくれる! こんな言葉に惹ひかれて扉を開けると、私たちの身近ななんでもない図書館が、なんと奥深くバラ色であることか!

 そして図書館と映画という究極のマッチングが楽しい一冊です。

秀和システム 2025年
1760円(税込)
つのだ・ゆみこ 大学図書館司書、研究者(キャリアデザイン)。著書に『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』

 待ち合わせは図書館で『ラ・ラ・ランド』、『耳をすませば』は出会いの場。『セックス・アンド・ザ・シテイ』では結婚式も!日本でも式ができる図書館があるようです。

 また図書館は人生を切り開く舞台でもある。『マチルダ』は育児放棄された少女が自分で図書館をみつけ居場所にする。『風をつかまえた少年』は貧しいアフリカの村で図書館の本と司書の助けで風車を作り自家発電に成功するという実話が映画に。なんと言っても本領発揮は、怖い、謎解き、歴史の闇などの映画。図書館の閲覧禁止の棚とか地下書庫など『学校の怪談』から『ゴーストバスターズ』『ハリー・ポッター』まで図書館無くして映画は成り立ちません。そして映画製作に司書(リサーチャー)は欠かせず、ハリウッドの「最終秘密兵器」とまで言われた夫妻も登場します。

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