米軍横田基地で18日、パラシュート降下訓練中の米兵が基地外に降下する事故が起きました▼防衛省の周辺自治体への説明によると、本来のパラシュートが作動しなかったため、予備のパラシュートで降下したことが原因だといいます。これまでも降下訓練中に切り離されたパラシュートや足ひれが、基地外に落下する事故は起きてきましたが、兵士自身が基地外に降下した事故は初めてです▼降下した現場は羽村市内の民家で、近くには道路や青梅線の線路も走っています。落下の場所やタイミングが悪ければ、重大な事故も起きかねなかった事態でした▼降下訓練で、本来のパラシュートが開かず、予備を使用するケースを100%防ぐことは、不可能でしょう。周辺に学校や公共施設、道路や線路など住宅密集地が広がる横田基地で、降下訓練を続けること自体が、いずれ重大な事故を起こす危険をはらんでいます▼23日に横田基地近くで開かれたオスプレイはいらない東京大集会では、港区の麻布ヘリ基地や、神奈川県の厚木基地など、首都圏各地で米軍基地をめぐり運動する団体からも連帯の発言やメッセージが寄せられました。戦後80年経っても、首都圏各地で米軍が横暴を続ける、日米安保体制の異常さが問われています。
東京民報2025年11月30日号より









