人間らしく暮らせる賃金に 非正規春闘がスタート〈2026年2月15日号〉

 「最低賃金に置かれている中、物価高騰が生活を直撃しているために昼食を抜く、フードバンクに頼らざるを得ない労働者の切実な声に耳を傾けろ」との声が都心の寒空に響きました。非正規春闘の幕開けとなる2日、日販王子物流センターに働く労働者らの雇用主である株式会社サンキョウ・ロジ・アソシエート(新宿区)前で行動しました。

サンキョウ社前での宣伝行動=2日、新宿区

 非正規春闘は個人加盟の労働組合などが、ナショナルセンターの枠組みを超えて結集した実行委員会が主催しています。サンキョウ社の後、経団連にも要請しましたが、要請文書すら受け取られず警備員に排除されました。

 その後、記者会見が行われました。今年の非正規春闘はスシロー、はま寿司、ヤマト運輸、生活協同組合など160社、10自治体と賃上げ交渉する予定です。

 非正規労働者が全体の4割、女性に至っては半数を占める中で、多くの企業が最低賃金の時給で雇用しています。会見の参加者は「最低賃金が上がると、シフトカット(就業時間の短縮)が行われるために収入は上がっていない」と語ります。

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