アメリカとイスラエルが2月28日、イランへの先制攻撃で新たな戦争を始めました▼最高指導者のハメネイ師は爆撃によって殺害されたと伝えられています。学校などの民間施設が攻撃され、子どもを含む民間人にも犠牲者が広がっています▼反体制デモを武力弾圧してきたことなど、人権を蹂躙するイランの政治体制は厳しく批判されるべきものです。しかし、外国が軍事力で介入し、他国の政権転覆をねらうなど、あってはならないことです▼トランプ大統領は、今年1月にも南米のベネズエラに地上部隊を送って、マドゥロ大統領を拘束したばかりです。2期目の大統領就任後、1年余りですでに世界7カ国に対して、軍事攻撃をしているといいます▼トランプ大統領は「MAGA(アメリカを再び偉大に)」の名の下で、他国への軍事介入を繰り返してきた歴代の米政権を批判し、戦争を起こさず、自国の経済再生を最優先にすると訴えてきました。度重なる軍事侵略は、大統領選で掲げた、こうした自身の政策にすら、反しています▼日本政府は、これだけの無法な侵略にもかかわらず、これまでの米国の軍事作戦と同様、アメリカを批判しない姿勢を貫いています。世界で沸き起こる「戦争をやめよ」の声と行動を、日本でも。
東京民報2026年3月8日号より



















